本日の日経平均株価は、衆院選の投開票を前に持ち高調整の売りが優勢となり、前日比229円安の3万7913円と反落した。相場全体が下落するなか、逆行高で上場来高値を更新した銘柄は4社だった。上場来高値を更新した銘柄は過去の売買による抵抗帯がなく、いわゆる“株価青天井”銘柄として注目される。

 上場来高値を更新した主な銘柄は、今3月期業績予想を大幅増額し営業2割増益見通しを示した能美防災 <6744> [東証P]など。そのほか、東名 <4439> [東証S]、センコーグループホールディングス <9069> [東証P]の2社は連日で高値を更新した。

■本日、上場来高値を更新した銘柄一覧
コード 銘柄名    市場 業種
<4439> 東名     東S 情報・通信業
<6501> 日立     東P 電気機器
<6744> 能美防災   東P 電気機器
<9069> センコーHD 東P 陸運業

※22年1月時点で株式を新規公開し、東証プライム、スタンダード、グロース市場に上場する銘柄を対象とした。

株探ニュース