リーグ優勝決定シリーズ進出を決め、シャンパンファイトで喜ぶ大谷(提供・共同通信社)

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 「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース2−0パドレス」(11日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は今季2度目のシャンパンファイトで喜びを爆発させた。

 ロッカーに用意されていたシャンパンを手にすると、うれしそうに笑った大谷。スミスにビールをかけるなど、仲間と喜びを分かち合った。前回の地区優勝時には開始前にゴーグルを脱ぎ捨て目が痛そうな様子もあったが、今回は最初からゴーグルを装着する万全の態勢。山本のインタビュー中には「ウェーイ!」と言って顔面にシャンパンを噴射した。

 「本当に勝ててよかった。厳しい戦いでしたけど」と語り、「由伸は素晴らしいピッチングでしたし、ブルペンもロースコアでしたけど、勝ててよかった」と大谷。初戦でKOされた中、この日は5回2安打無失点の快投。ベンチでは右腕の頭をポンポンしてたたえ「本当に相手を圧倒して。圧倒的なピッチングだったと思います」と絶賛し、「誰が出ても一生懸命。チームプレーが前面に出ていた」と今シリーズを振り返った。

 次なる戦いはメッツとの優勝決定シリーズ。今シリーズは20打数4安打の打率・200、1本塁打だったが、第1戦の強烈な同点3ランでチームに勢いをもたらした。「初戦が大事なので。まず喜んでみんなで向かっていきたい」と力を込めた。