[10.3 ACL2 GL第2節 東方 2-3 広島 香港]

 サンフレッチェ広島は3日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)のグループリーグ第2節で香港国内杯王者の東方足球隊と対戦して3-2で勝利した。DF荒木隼人は試合後、後半45+5分の劇的ゴールを「やばーいゴールを見せられてよかった」と喜びを伝えた。

 広島は直近のリーグ戦から先発を総替えして東方戦に臨んだ。荒木は2-2の中で後半30分から出場。一方的に押し込み続けるも3点目を奪えないままタイムアップが近づく中、同45+5分にDF新井直人が蹴ったCKをファーサイドで叩き込んだ。

 荒木は試合後のフラッシュインタビューで「決めるしかないと思っていた」と述べ、「良いボールが上がってきたので、それをやばーいヘディングで決められてよかったなと、やばーいゴールを見せられてよかったと思います」とコメント。荒木がファンだと公言する格闘家・梅野源治の代名詞「YAVAY」を思わず発する興奮ぶりだった。

 J1での優勝争いが続く中、今月23日のACL2第3節ではシドニーFCと対戦する。荒木は2連勝同士の一戦に向けて「良いチームだと思いますし、しっかり良い準備をして全員で勝ち点3を取れるようにやっていきたい」と意気込んだ。