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 ◇ナ・リーグ ドジャース2−1ロッキーズ(2024年9月29日 デンバー)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が29日(日本時間30日)、シーズン最終戦となる敵地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数1安打1盗塁でチームの勝利に貢献。ドジャースは両リーグ最多98勝64敗でレギュラーシーズンを締めくくった。大谷は打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁。首位打者こそならなかったが、日本選手初のトリプルスリーに加えて本塁打と打点の2冠をほぼ確実にしてドジャース1年目のレギュラーシーズンを終え、初のポストシーズンへ弾みをつけた。

 試合後、一部の米メディアがデーブ・ロバーツ監督の話として、10月5日(同6日)からの地区シリーズで対戦する相手が決まるワイルドカード(WC)ゲームの「観戦パーティーを計画している」と伝えた。

 地元局「スポーツネットLA」のラジオレポーターを務めるデービッド・バセー氏は自身のXで「ドジャースの選手たちは火曜日と水曜日にワイルドカード視察を企画した。ロバーツ監督によると、マンシー、ロハス、スミスが企画した」と伝えた。チーム全員で観戦するかは不明だが、選手の自宅などに集まり試合を見るとみられ、大谷が参加する可能性もありそうだ。

 ナ・リーグのワイルドカード争いは最後の2枠をブレーブス、メッツ、ダイヤモンドバックスの3チームが争う混戦模様。メッツとブレーブスは30日(日本時間1日)にダブルヘッダーが組まれており、この2試合の結果で3チームの命運が決まる。両チームはここまで88勝72敗、一方、ダイヤモンドバックスは89勝73敗でシーズンが終了。メッツ、ブレーブスともにワイルドカード進出へのマジックナンバー「1」としており、どちらも1勝すれば進出が決まる。つまり、1勝1敗だった場合はブレーブスとメッツが、ブレーブスが2連勝した場合はブレーブスとダイヤモンドバックスが、メッツが2連勝した場合はメッツとダイヤモンドバックスがそれぞれワイルドカードシリーズに進出する。