オーストラリアと引き分けたインドネシア代表【写真:ロイター】

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インドネシアはアジアの強豪サウジアラビアとオーストラリア相手にドロー

 北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選は現地時間9月10日に各地で第2節を開催。

 日本代表はバーレーン代表とアウェーで対戦し、5-0の勝利を飾ってグループ2で唯一の2連勝で首位に立っている。2位には1勝1分のサウジアラビアが付け、日本に敗れたバーレーンが勝ち点3で3位と続く。そうしたなか、インドネシアメディア「Bola Sport」は、「インドネシア代表が上位2チームに並ぶ!」と勝ち点2で4位の同国代表について報じた。

 第1節でバーレーンがオーストラリアに1-0で勝ち、サウジアラビアがインドネシアに引き分ける波乱含みのスタートとなったアジア最終予選グループC。第2節でもオーストラリアは、アウェーでインドネシアと0-0で引き分けた。

 初戦で白星を逃したロベルト・マンチーニ監督率いるサウジアラビアは、日本に0-7と大敗した中国と対戦。退場者を出す苦しい展開となったが、2-1の逆転勝利を収め、今最終予選の初白星を挙げている。

 ほかの強豪が苦しむ一方、日本は中国戦に続き、バーレーン戦でも5-0の快勝を収めた。記事でも「日本はグループCの最初の2試合で、早くも1ダズン(12)のゴールを積み上げた。第1節で中国を7-0で撃破し、アウェーの第2節でも三笘薫らが出場し、ホスト国を5-0で破壊した」と、報じている。

 そして、「インドネシア代表は勝つことができていなくても、グループCの上位2チームと同じ記録を持っている。サウジアラビアと日本と等しく、インドネシアもこの2試合で負けていないのだ。サウジアラビアと第1節で1-1と引き分けたあと、オーストラリアとも0-0で引き分けた」と言及。さらに「インドネシアは勝ち点2で4位。未勝利で無得点のオーストラリアが5位となっている。負け続けて勝ち点のない中国がグループCの順位の鍵を握る」と、アジア枠が「8.5」に増えて初出場を目指すチームの置かれた状況を伝えた。

 まだ2試合を終えたばかりだが、明暗がくっきりと出ているW杯アジア最終予選グループC。この先の各国の戦いぶりはどうなるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)