中3から続けた「分からない単語は即スクショ&メモ!」で国語力が劇的向上 大学生の読書習慣が話題に
国語力が爆上がりしそうな読書時の習慣がSNS上で大きな注目を集めている。
「中3の頃から、本を読んで出てきた知らない言葉をメモしている。
今日、その雑記帳を使い終えた。
次は何に書こうか、迷う時間も愛おしい。」
とその模様を紹介したのは現在大学生のおひるねさん(@takeanapwithme)。
分からない単語が出てきたらすぐに意味を調べてスクショ。それを時間ができた時に書き写してゆき、とうとう一冊の雑記帳が満杯になったということだ。
おひるねさんにお話を聞いた。
ーーこの習慣をはじめたのは?
おひるね:きっかけは漢字への苦手意識です。一時期海外に住んでいたことや、病気の治療で学校に通えなかったことで、もともと得意だった漢字が苦手になってしまったと感じたのが中学生の頃で、少しでも改善につながればと思い始めました。
ーーこの習慣になって良かったと思うことは?
おひるね:大学受験の時期には、国語が得意科目になっていました。また、今は塾講師のバイトをしているのですが、言葉の意味を聞かれた時にスラスラと答えられるのも、この習慣のおかげかなと思っています。
ーー投稿への反響について。
おひるね:読書垢の皆さんに見ていただけることを期待して投稿したものでしたが、読書の界隈を超えて、沢山の方に見ていただいているようです。バズってしまったら批判もあるのではないかと思いましたが、お褒めの言葉を沢山いただけて嬉しいです。
◇ ◇
筆者が10代の頃はスマホ等のスクショ機能は無かったが、本を読んでいてわからない言葉があるとおひるねさんのように逐一辞書で調べたものだった。お陰でなんとか物書きや作詞の仕事ができているので、個人的な経験からもおススメできる習慣だ。
現在、国家公務員を目指して勉強中というおひるねさん。「国際的な仕事ができるよう、大学生の間から経験を積んでいければと考えています」ということだったが、きっとこの習慣で培った国語力は国際的な仕事をする上でも役立つはず。がんばって夢をかなえていただけるよう期待したい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)