【札幌記念展望】好走条件揃っているシャフリヤールが中心
夏のローカル開催で行われる唯一のGII。海外や秋のGI戦線を見据える一線級が複数頭参戦してくるのが通例で、サマーシリーズの他のレースとは一線を画す。
1.大穴はほとんど来ない
過去10回の成績を見てみると、1番人気がなんと0勝なのだが、2番人気が5勝、3番人気が2勝と人気サイドの馬が勝っている。人気薄でも6番人気が一番人気薄となっている。基本的にアタマは上位人気の馬で組み立てたい。
2.前走GI組を信頼
前走がGIだった馬は[5-7-6-26]で複勝率40.9%と圧倒的な成績を残している。対して、前走がGIIだった馬は複勝率22.2%、前走がGIIIだった馬は複勝率12.1%。
3.今回が距離短縮の馬が狙い目
前走が今回と同距離の馬は[4-2-4-53]で複勝率15.9%、距離延長の馬は[3-2-1-32]で複勝率15.8%なのに対し、今回が距離短縮の馬は[3-6-5-29]で複勝率32.6%と好成績。
シャフリヤールは前走が2410mのドバイSCで、今回が距離短縮。今回が距離短縮となるのはメンバー中唯一で、好走条件が揃っている。堅軸として扱いたい。