重賞3勝目を目指すプロミストウォリア(昨年6月撮影、ユーザー提供:totthiさん)

写真拡大

 待ちに待った復帰戦だ。重賞2勝の実績を誇るプロミストウォリア(牡7、栗東・野中賢二厩舎)が、エルムステークス(3歳上・GIII・ダ1700m)で1年1カ月ぶりの実戦を迎える。

 プロミストウォリアは父マジェスティックウォリアー、母プロミストスパーク、母の父フジキセキの血統。母はJRAで5勝。半姉のプロミストリープは18年の東京プリンセス賞で2着だった。

 ここまで9戦6勝。体質が弱く、3歳時は2戦、4歳時は1戦しか使えなかったが、5歳を迎えて本格化。条件クラスを3連勝してオープン入りすると、6歳を迎えて東海S、アンタレスSまで破竹の5連勝。一気にダート界の頂点を視界に入れた。しかし、続く帝王賞で5着に敗れると、その後に故障が判明。今回は実に1年1カ月ぶりの復帰戦となる。

 長期ブランクは大きなハンデだが、1年2カ月ぶりで1勝クラスを勝った実績あり。何より、このメンバーでは一枚上のポテンシャルを秘めている可能性がある。秋の大舞台に向けて、弾みがつくレースを期待したい。