株式会社L is Bの代表である横井太輔氏がパーソナリティを務めるラジオ番組「L is B presents 現場DX研究所」(文化放送 毎週月曜日20:00~20:30)
7月29日の放送では、株式会社TSIプラットフォーム本部IT推進部部長の松井崇氏をゲストに迎え、亜パレレル業界のDXの取り組みや今後のビジョンなどについて詳しくお話いただいた。

松井佐祐里アナ(パーソナリティ)「まずは、企業プロフィールをご紹介致します。株式会社TSIは、2014年3月3日に設立しました。衣料品の企画・生産・輸入並びに専門店・百貨店への卸売及び直営店での小売販売を主な事業とし、セレクトショップからスポーツアパレルまで幅広いブランドを展開しています。また、“脱アパレルONLY企業”を掲げ、デジタルエンターテイメントへの進出、コミュニティイベントの開催、体験型店舗の創出など、アパレル以外の事業へ拡大しています」

株式会社TSIプラットフォーム本部IT推進部部長・松井崇氏「アパレルお洋服の企画製造販売を中心にカフェ、コスメなど、ライフスタイルに広がる事業を展開しております」

L is B代表・横井太輔氏(パーソナリティ)「カフェはどんな名前のカフェですか?」

松井崇「アングローバルカフェやマーガレットハウエルを展開させていただいてます」

横井「洋服にちなんだカフェですね。その洋服のブランドが大好きな人は、そのブランドのカフェ行きたいですよね。松井さんのお仕事内容を教えてください」

松井崇「社内の情報システムの仕事全般を行ってます。システムの企画、開発導入、利用者へのトレーニング説明会、システムの監視、不具合の対応、自社が運営する複数のECサイトの構築など幅広く業務してます」

横井「DXに関する課題は何ですか?」

松井崇「過去の成功体験にとらわれないことです。」

横井「どういうふうに解消していこうと考えてらっしゃるんですか?」

松井崇「まず自覚することが大事かなと思ってます。ITデジタルの話以前の問題に、やっぱり過去の成功体験というのは大事にすべきものもあると思います。ですが、先々で想定できることって少なくなってきてると思うんです。プランを立てても、そのプランがうまくいくかどうかわからないので、ある程度の見立てができたらすぐにやるかやらないかの世界で踏み出してみる。それで、局面で変更をかけていく。そういった中で過去の物差しで見ない。そういうことを念頭に置きながら、各メンバーがお仕事をしていくってことが重要だと思います」

松井アナ「アパレル業界のDXが進むことでどういう可能性が広がると考えていますか?」

松井崇「簡素に表現してしまうと、お客様の利便性とブランドの価値を十分に感じていただきながら、僕ら提供側とお客様の結びつき、僕ら提供側の存在意義を最大限に感じて引き上げる可能性があるものだと思ってます。アパレル業界は、既存のビジネスモデルではブレークスルーできない状況に来てるので、それを打破するための手段としては絶対にデジタルは外せないなと思ってます」