富山県勢パリで躍動 バドミントン ハンドボール 女子ラグビー 水球
各競技の県関係選手の活躍です。
バドミントン競技は予選ラウンド初戦が行われました。まずは、27歳で初出場となるトナミ運輸所属の大堀彩選手。
「画面手前が日本、大堀彩です。今試合が始まりました、前に出て最初のポイント大堀です」
身長169センチの長身でサウスポー、グレーのユニフォームの大堀選手は、序盤から前後左右に揺さぶり相手選手を圧倒します。
「そして強打!ストレートいきました、持ち味の鋭いスマッシュ強気のスマッシュが出てますね」
大堀選手は、21対9と圧倒して第1ゲームを先取します。
第2ゲームに入っても終始主導権を握り持ち味を存分に発揮した大堀選手。
「前に出てプッシュして、飛び込んでいくスピード」
「ストレート!」
最後まで危なげない試合運びで第2ゲームも連取!
2対0のストレート勝ちでオリンピックのデビュー戦を勝利で飾りました。
大堀選手は、決勝トーナメント進出をかけてあさっての予選ラウンド第2戦に臨みます。
こちらもオリンピック初出場、トナミ運輸所属の男子ダブルス保木卓朗選手と小林優吾選手の「ホキ・コバ」ペアも予選ラウンドの初戦に臨みました。
相手は、前回東京大会の金メダルペア。序盤は小林選手がスマッシュを決めるなどして接戦に持ち込みますが、第1ゲームを落とすと、第2ゲームも持ち味を発揮出来ずゲームカウント0対2のストレート負けで黒星スタートです。
ハンドボール男子の予選ラウンド初戦には、オリンピック初出場となる氷見市出身の安平光佑選手が出場しました。
日本の最初の得点は安平選手。直前の強化試合で右足首を痛めていましたが、日本のエース、そして司令塔として得意のノールックパスや股下パスで相手を翻弄します。
安平選手は両チーム最多の10得点をマーク。
日本は強豪クロアチアを相手に最後まで競り合いましたが、29対30で逆転負けを喫し痛い黒星スタートとなりました。
7人制ラグビー女子の予選ラウンドは2試合が行われ、魚津市出身の田中笑伊選手が両試合とも後半から途中出場しました。
「渡した!田中ねばる」
しかし日本はアメリカに7対36、フランスに0対49と続けて敗れました。
次の試合は29日夜10時からブラジルと対戦します。
水球男子では、2大会連続出場となる富山市出身の稲場悠介選手が、初戦でオリンピック2連覇中のセルビア相手にチーム最多の6得点をあげましたが日本は15対16で競り負けました。