末脚が生きる展開ならマンドローネの出番だ(23年6月撮影、ユーザー提供:TBOさん)

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 金曜正午の段階では3場揃って芝ダートともに良となっている。まずは東京から。少々雨が降るかもしれないが、馬場状態に大きな影響を与えることはない。芝はDコース替わり。先週は内目を通った馬が失速するシーンが目立ったが、コース替わりで多少なりとも軽減される。とはいえ、前有利とはならないはずで、決め手のある馬を重視したい。ダートは脚質不問の地力勝負。伏兵の台頭は少ない。

 続いて京都。芝はDコース替わり。荒れた内側が概ねカバーされるので、内回りは前&内有利かも。ダートは特にクセがない。ペース次第では中団以降の組にも出番がある。

 最後に函館。芝は開幕週の先週に続いて内&前ベター。ただ、どこかのタイミングで差しも決まるようになってくるだろう。ダートは小回りらしく前々、そして内で運んだ馬に分がある。

【注目馬】
東京11R・マンドローネ…今回と同舞台の前走は内&前有利の中、外から伸びてタイム差なしの4着。当時より差しが決まる馬場なら突き抜けていい。

京都11R・トゥードジボン…今回と同舞台の京都金杯で3着の実績あり。ここ3走は相手が強く、馬場にも泣かされているが、リステッドで良ならチャンスあり。

函館11R・トーセンサンダー…過去の4連対が全て13頭立て以下であるように、頭数が落ち着いた方がいいタイプ。内ベターの馬場でもあり、馬群を捌けさえすれば上位争いになる。