ジネディーヌ・ジダンがエキシビジョンマッチに登場【写真:ロイター】

写真拡大

ジダン氏がサッカーイベントでプレー

 元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏は現地時間6月8日、南仏のエクス=アン=プロヴァンスで開催された第2回 「ユニバース・フットボール」のエキシビションマッチに出場した。

 5000人の観衆が母国英雄に熱視線を送ったなか、自らの代名詞とも言えるルーレットで“被害”に遭うシーンが話題を呼んでいる。

「ユニバース・フットボール」とは2022年、仏マルセイユにある「AMOSスポーツビジネススクール」の学生2人によって始まったサッカー特化型のスポーツイベント。元有名選手や著名人らを招き構成される6人のチーム同士でエキシビションマッチを行っている。

 仏ラジオ局「RMC」の記事によると、ジダン氏は今回のイベントで3試合、計20分間にわたって出場。「ユニバース・フットボール」をはじめ、息子と甥が参加した「ファミリー・ジズー」、故郷マルセイユの元選手と著名人で構成された「オリンピック・オブ・ワンダーズ」の3チームそれぞれでプレーした。

 現役さながらの足技で会場を沸かせた一方、名手が翻弄されるシーンもあった。エキシビションマッチに出場したフリースタイルフットボーラー、メフディ・アムリが自身の公式インスタグラムに投稿した動画が話題になっている。

 その動画は、ジダン氏とアムリのマッチアップシーン。ジダン氏がコントロールし損ねた浮き球をアムリが回収すると、華麗なルーレットでチェックに来た“本家”を華麗に抜き去った。抜かれたジダン氏は、自らが得意とするプレーでの被害に思わず苦笑いを浮かべた。

 ジダン氏の“ルーレット被害”動画が公開されると、多くのファンが注目。コメント欄には「ジダンジダンにかわされた」「ジダンの笑顔が公認の印」「自分の毒を味わった」「信じられない」「伝説にリスペクトを」といった反応が寄せられている。ジダン氏にとっても、今回のプレーは忘れられない瞬間になったようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)