Image: Humane

元Apple(アップル)社員によるスタートアップHumaneが開発した新たなガジェットHumane AI Pin。AIを駆使した小型端末で、ゆくゆくはスマートフォンに取って代わる存在に…と注目されたHumane AI Pinの充電ケースに発火リスクがあることがわかりました。Humane公式は、充電ケースを使用しないよう呼びかけています。

問題は充電ケースの中の電池にあり

Humaneいわく、充電ケースに使用されているサードパーティ製の電池に品質上の問題があることがわかったのとのこと。

公式に報告があったのは1件のみで、充電ケースと一緒にサードパーティ製のUSB-Cケーブル&サードパーティ製の電源アダプタが使用されていたパターンだといいます。また、充電ケースの電池のみの問題であり、充電ケースのハードウェアデザインそのものは問題なし、Pinそのもの、充電パッドにも問題がないと発表しています。

日本では個人輸入して使用するにもかなりハードルが高い(通信に米キャリアのT-Mobileのデータ無制限プランが必要)ので、日本国内では使用している人は非常に少ないと思います。が、もしそんなスーパーアーリーアダプターの方がいらっしゃいましたら、使用は控え公式からの続報を待ちましょう。

発売後すぐから酷評の嵐

発表から発売までの間の注目&期待値は高かったものの、いざ発売されると酷評の嵐。技術が不完全なのか、時代が追いついていないのか、ガジェット初代あるあるのあのか…。「第2の脳」とまで公式は称していたにもかかわらず、実際のところプロモーション動画ででてきた多くの機能がまだ使えるレベルになく、ポンコツとまで言われてしまいました。

Humaneには買収先を探しているという報道も出ており、今回の発火リスクのニュースはマイナス。なにより、不具合に買収にと、ユーザー視点からも不安になる話が続いています。

Source: Humane

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スマホに代わる(?)次世代端末「Humane AI Pin」の知っておくべきこと