ダノンフェルゼンの近親のポタジェ(22年4月撮影、ユーザー提供:J-Matsudaさん)

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 近親に活躍馬が揃うダノンフェルゼン(牡2、栗東・音無秀孝厩舎)が、土曜京都5Rの2歳新馬(芝1600m内回り)でデビュー勝ちを狙う。

 ダノンフェルゼンは父ミッキーアイル、母ダノンオスカル、母の父キングカメハメハの血統。母と祖母は未勝利だが、曾祖母のジンジャーパンチは07年のBCディスタフなどG1を6勝した名牝。その産駒には22年の大阪杯を制したポタジェ、16年の毎日王冠など重賞4勝を挙げたルージュバック、昨年の日本テレビ盃で2着だったテンカハルなどがいる。

 音無厩舎らしく坂路で乗り込まれ、最終追いでは4F52秒6、1F12秒6の好時計をマークしている。鞍上は川田将雅騎手。結果はもちろん、内容も求められる一戦となる。