ソーヴァリアント(c)netkeiba

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 21年、22年のチャレンジCを制したソーヴァリアント(牡6、美浦・大竹正博厩舎)が7日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道千歳市の社台ファームにて乗馬となる予定。JRAが同日、ホームページで発表した。

 ソーヴァリアントは父オルフェーヴル、母ソーマジック、母の父シンボリクリスエスの血統。半姉に21年愛知杯の覇者マジックキャッスル、半妹に今年の京都牝馬Sを制したソーダズリングがいる。

 20年10月に東京競馬場で初陣を迎え3着。2戦目の未勝利戦で1着入線を果たしたが、レース後に禁止薬物のカフェインが検出され失格処分となる。その後、初勝利を21年1月に挙げると、以降はコンスタントに勝ち星を獲得。同年秋にはセントライト記念で2着に入ると、続くチャレンジCで古馬を破って重賞初制覇を飾った。

 22年は春先から始動予定だったが、骨折が判明して長期休養に突入。復帰戦のオールカマーは心房細動もあり13着だったが、続くチャレンジCでは見事に巻き返し、単勝1.9倍の支持に応えて連覇達成。昨年も札幌記念、富士Sで3着に入るなど、マイル前後や中距離戦線で活躍した。通算成績は19戦5勝(うち重賞2勝)。