「24時間テレビ」のキャスティングで日テレ局内が真っ二つに…「旧ジャニーズタレント」をめぐる「裏事情」

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局内で割れる意見

日テレの名物番組「24時間テレビ」の放送日(8月31日・9月1日)が発表された。例年であればGW前後だった発表が遅れたのは、旧ジャニーズ事務所所属のタレントをメインパーソナリティとして起用するかどうか、局内で真っ二つに意見が割れていたからだ。

「編成&制作サイドは継続起用を主張。しかし報道サイドは、『社会的賛同が得られない』と慎重論を唱えた。営業サイドは中立で、スポンサーの意向に最大限配慮するとしていました」(日テレ関係者)

議論の末、何とか放送日は決めたものの、メインパーソナリティは未発表(5月29日時点)。日テレの福田博之取締役専務執行役員は会見で、「(詳細については)お伝えできる段階にない」と語った。

そんななか、さらに日テレ上層部を悩ませる事態が発生。今になって、当の旧ジャニーズサイドが「24時間テレビ」に自社タレントを出演させることを躊躇しはじめたというのだ。

「性被害者への補償が終わっていない段階でテレビ出演をしていることに批判が出ているなか、チャリティ番組である『24時間』に出演すればさらに逆風が強くなると懸念している。放送まで3ヵ月もないだけに、日テレは焦りまくっています。肝心の内容も突貫工事になりかねない」(同前)

そこまでして「24時間」を放送する意味はあるのだろうか。

「週刊現代」2024年6月8・15日合併号より

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