マーチSで重賞初制覇を挙げていたヴァルツァーシャル(撮影:下野雄規)

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 今年のマーチSを制したヴァルツァーシャル(牡5、美浦・高木登厩舎)に左第3中手骨々折が判明した。休養期間については未定。JRAが10日、ホームページで発表した。

 同馬は父マクフィ、母バイカターキン、母の父エンパイアメーカーの血統。

 本馬は21年10月にデビュー。新馬勝ちの後、昇級3戦目で勝ち上がるなど着実にクラスを上げていった。その後22年暮れにオープン入りを果たしてからは一時調子を落としたが、今年1月のポルックスSで約1年ぶりの勝利。そして迎えた前走マーチSでは7番人気ながら見事連勝で、重賞初制覇を飾っていた。

(JRAのホームページより)