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壮大なアフリカの大地で“生命”をテーマに描き、映画、演劇、音楽と頂点を極めた一大叙事詩『ライオン・キング』に登場するシンバの父・ムファサ王の“始まりの物語”を描く『ライオン・キング:ムファサ』が2024年12月20日(金)に日本劇場公開されることが決定した。あわせて、魂揺さぶる待望の特報映像&ポスターも到着している。

特報映像は、『ライオン・キング』には欠かせない楽曲「サークル・オブ・ライフ」のあのメロディーと、真っ白な雪に覆われた壮大な山々の映像から始まる。王国に古くから住むヒヒのラフィキが、前作で野生の王国プライドランドの王となったシンバとその幼馴染ナラの間に生まれた娘キアラに対して、シンバの父であり、偉大なる王ムファサの伝説を語り伝える形で進んでいく。

ラフィキの手の内から舞い上がる幻想的な一つの光、どこまでも広がるサバンナ、そして岩に佇むまだ幼いムファサが映し出されると、「そのライオンは王の血筋ではなかったが、やがて世界を変えることになる」と立派に成長した彼の姿が映し出される。フラッシュバック形式で進むこの物語に登場するのは、両親を亡くしひとりぼっちのライオンだった頃の幼い頃のムファサ。「運命がお前を待っている」というラフィキの言葉通り、ムファサが王家の血統を受け継ぐ“タカ”(後のスカー)という思いやりに満ちたライオンに出会うまでに遡る。

この偶然の出会いをきっかけに、運命を模索するはみ出し者たちのアフリカ大陸を横断する壮大な冒険が始まる。迫りくる敵から逃れ約束の地を目指す彼らを待ち受ける、驚くべき真実とは……。また、『ライオン・キング』ではおなじみのキャラクターである鳥のザズーやミーアキャットのティモン&イボイノシシのプンバァの活躍も垣間見られる。

仲睦まじく育ってきたムファサとタカはなぜ別の道を歩むことになってしまったのか。王家の血を引くタカではなく、なぜ孤児のムファサが王になったのか。『ライオン・キング』でも因縁を感じさせたムファサ、スカー(タカ)、そしてシンバの母となるサラビとの間にはどんな物語があるのか。『ライオン・キング』では明かされなかったシンバの父、偉大なる王ムファサの“はじまりの物語”が語られる。

本作の監督を務めるのは、『ムーンライト』(2016) でアカデミー賞作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス。数々の名作を手掛けてきたバリー・ジェンキンスだけに、どんなドラマティックな物語になるのか期待も高まる。

新たにキャラクターに命を吹き込む声優として、若きムファサ役に『地下鉄道~自由への旅路~』(2021)でもジェンキンス監督とタッグを組んだアーロン・ピエール、輝かしい未来を持つライオンの王子でムファサを兄弟として家族に迎え入れるタカ役(後のスカー)に『シラノ』(2021)のケルヴィン・ハリソン・Jr.、若きサラビ役にティファニー・ブーンが抜擢。ムファサとタカを追い詰める恐ろしいライオンのキロス役は、日本でも人気が高いマッツ・ミケルセンが演じる。

『ライオン・キング』に続き、プンバァ役をセス・ローゲン、シンバ役をドナルド・グローヴァー、ナラ役を世界の歌姫ビヨンセことビヨンセ・ノウルズ=カーターが続投することも発表された。また、シンバとナラの娘・キアラ役は、ビヨンセの愛娘、ブルー・アイビー・カーターが演じることも明らかに。映画では初となるビヨンセ母娘の共演にも注目が集まっている。

先日大阪コミコンで来日していたマッツは「日本の皆様、こんにちはマッツ・ミケルセンです。もっとも愛されたディズニー映画の最新作『ライオン・キング:ムファサ』が12月に公開されます。本作でムファサを追い詰める恐ろしいライオン、キロスの声を演じました」とコメント。「本日は嬉しいサプライズがございます。日本の皆様へ本作の最初の特報をお届けします。是非、お楽しみください。観てね!12月に皆様にお会いできる事を楽しみにしています!」とファンへのメッセージを送った。

また、数々の受賞歴のあるソングライターであり、『モアナと伝説の海』(2017)や実写版『リトル・マーメイド』(2023)などに携わったリン=マニュエル・ミランダが本作の新曲を手掛けることも発表された。ミランダは、「『ライオン・キング』には、世界屈指の偉大なソングライターたちによる音楽をたずさえた驚異的な音楽のレガシーがあるので、今回その一員になれたことは私にとって恐れ多いと同時に誇りでもあります」とコメント。「ムファサの物語に命を吹き込むためバリー・ジェンキンスと共に仕事をするのはとても楽しい作業ですし、観客の人々がこの映画を映画館で体験できる日が待ち遠しくてたまりません」と興奮を伝えた。

一目見ただけで鳥肌が立つような臨場感あふれるサバンナと荘厳な日の出、大地を渡る風、滝のしぶき、手を伸ばせば触れられそうな表情豊かで活き活きとした動物たちと彼らを横切る光や影。観る者自らが大地に降り立ったような大自然の臨場感と共に、そこに生きるムファサたちの体温を感じさせるほどの圧倒的なリアリティ。さらなる進化を遂げた映像が、強烈な没入感を伴う新時代の映像体験に私たちを誘う。アニメーション版『ライオン・キング』の劇場公開から30周年を迎える今年、圧巻の名曲の数々と、観客の想像を遥かに超える“超実写版の世界”が再び日本に上陸する。

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“すべての人に生きる意味がある”というメッセージは、世代や国境を超え、観るものすべての心をふるわせる──。映画『ライオン・キング:ムファサ』は2024年12月20日(金)劇場公開。

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