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 高杉晋作ら幕末の志士が眠る下関市の東行庵の特別公開が1日から始まりました。

 高杉晋作の菩提寺である下関市吉田の東行庵。特別公開が始まった庵は、1884年・明治17年に建てられたもので、晋作の位牌の他、山形有朋や伊藤博文らの書が飾られています。

 東行庵では、地元の人達で作る「箒の会」がおよそ30年に渡って、晋作の月命日である14日に、毎月、晋作の墓や庭などの清掃を行っています。現在のメンバーは25人ほど。

 また、庵では、1989年の晋作生誕150年記念事業の一環として作られた「水琴窟」の音色も楽しむこともできます。

 庵が公開されるのは、例年、このゴールデンウイークの期間中だけです。

(観光客は)
「本当にこの中を見たことがなかったのですごいなと中はしっかりした造りになっていてここからの風景はすごいきれい」
(東行庵 柴田 進責任総代)
「いろいろ遺品がのこっているのでかいつまんで見てもらえれば良いかなと思う」

 東行庵の特別公開は、6日までで、拝観料は、抹茶や菓子がついて500円となっています。