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(MCU)最新作『デッドプール&ウルヴァリン』では過去作から懐かしい面々が揃って復帰する一方、MCU初参戦のキャラクターも登場する。では、ドラマ「ロキ」には姿を見せていなかった時間変異取締局(TVA)の職員が映り込んでいたが、今回その人物の名前が判明した。

米ラスベガスでは世界最大級の映画イベントCinema Conが開催され、マーベル・スタジオからはケヴィン・ファイギ社長がステージに登壇した。会場ではおよそ9分間にも及ぶ『デッドプール&ウルヴァリン』の本編映像が公開されたといい、その内容を米が伝えている。

公開された本編映像では、ウェイド・ウィルソンの誕生日パーティが行われていた部屋にTVAの隊員たちが押しかけ、ウェイドを連行するという。これは予告編にも映し出されていたシーンで、ウェイドはスーツ姿のTVA職員と対峙し、「君は特別な存在だ」と告げられる。その後、鼓舞されたウェイドは再びデッドプールのスーツに身を包み、とある危険な任務に派遣されることになる。

ウェイドの才能を見込んでいたTVA職員の男、予告編では素性が分かっていなかったが、本編映像では「エージェント・パラドックス」と呼ばれているのだという。演じているのは、『プライドと偏見』(2005)や『オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体ー』(2021)のマシュー・マクファディンだ。

実はエージェント・パラドックスなる男、原作コミックにも存在するキャラクターだ。登場するのは、2005年刊行のコミック「シー・ハルク#3」。コミックでもTVAの職員として活動しており、マーベル・コミックスの正史に対して行われた犯罪では裁判官も務める役割を担った。

デッドプールとウルヴァリンの競演だけでなく、TVAのMCU映画進出作としても注目の本作。時間を取り締まるという役割上、MCUでは重要な存在となってくるが、その中でもエージェント・パラドックスはどんな立ち回りを見せることになるだろうか。

なお本編映像では、NFLのラグビーチーム「ロサンゼルス・ラムズ」のファンが着ていそうな服装で外出しようとするウルヴァリンを、デッドプールがイジり倒すシーンも映し出されたという。これに、ウルヴァリンは激オコだと伝えられている。

ステージに立ったケヴィン・ファイギは、MCU初のR指定作品となる本作を「クソ最高です(It's fucking awesome)」と予告し、会場を沸かせた。

『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月26日(金)全国劇場公開。

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