一蘭、台湾店で来月値上げ ラーメン1杯が約1470円に 給与引き上げに対応
(台北中央社)とんこつラーメン「一蘭」の台湾現地法人は25日、看板商品「天然とんこつラーメン」の販売価格を来月1日から1杯310台湾元(約1470円)に値上げすると発表した。値上げの理由について、世界的な労働力不足や物価高騰への対応として従業員の給与を引き上げるためだとしている。
現行価格は298元(約1410円)。4%の値上げとなる。同商品以外の価格は据え置かれる。
給与の引き上げも同日に実施される。店舗で働く正社員の月給の最低額は現行の3万4千元(約16万1千円)から3万8千元(約18万円)に、時間給従業員の時給は190元(約900円)から220元(約1040円)になる。いずれも賃上げ率は10%以上。同社は、給与の引き上げは直近2年間で3回目だと説明した。
同社は2017年に台湾進出。現在は台北市と中部・台中市に計3店舗を展開している。
(余曉涵/編集:田中宏樹)
現行価格は298元(約1410円)。4%の値上げとなる。同商品以外の価格は据え置かれる。
給与の引き上げも同日に実施される。店舗で働く正社員の月給の最低額は現行の3万4千元(約16万1千円)から3万8千元(約18万円)に、時間給従業員の時給は190元(約900円)から220元(約1040円)になる。いずれも賃上げ率は10%以上。同社は、給与の引き上げは直近2年間で3回目だと説明した。
同社は2017年に台湾進出。現在は台北市と中部・台中市に計3店舗を展開している。
(余曉涵/編集:田中宏樹)