モンベルはビジネスバッグも優秀。「ユティリティー デイパック 15」は使い勝手もコスパも満点です
新しい場所や新しい環境・気持ちの変化が増える新生活。その際、求められるのはストレスなく使える機能性と、さまざまなシーンに合わせられるデザイン性です。そこで注目したいのが、2024年にリニューアルされたmont-bell(モンベル)の新作「ユティリティー デイパック 15」(1万1550円)です。
電車内でもストレスなく持ち運べるコンパクトなデザインや、過酷なアウトドア環境にも耐えられる軽くて耐久性のある素材など、シンプルでありながら機能性に優れ、街のさまざまなシーンで活躍すること間違いありません。
4月からの新たな一歩を踏み出す人にとってぴったりの一品です。
■モンベルだからこそ実現した軽くてコンパクトなビジネスバッグ
▲サイズ:H45×W29×D12.5cm 重さ・615g 容量:15L
元々人気のあった「ユティリティー デイパック」シリーズが、リニューアルに伴い、新たな選択肢として要望の多かったコンパクトサイズの「ユティリティー デイパック 15」を追加。
ビジネスシーンでの使用に適した洗練されたデザインと、満員電車などのストレスフルな状況下でも快適に過ごせる軽量でコンパクトな設計がポイント。
過剰な装飾やギミックを省き、機能性、軽量性を追及した、モンベルらしいシンプルなデザインのデイパックです。
今回のリニューアルで改善されたポイントは、重たい荷物を入れても形が崩れにくくなったこと。背中のパネルをしっかりした硬めの作りにすることで実現。荷物によって形が崩れてしまうと、洗練されたデザインも台無しですからね。
また、形が崩れないようにすることで、体への負荷も軽減されます。薄さと軽さを追求する過程で、デザイン性と機能性が損なわれがちですが、その点においても流石の一言です。
最近では電車などの公共の交通機関では、リュックを手で持つか前抱えするかが一般的になっています。その点でも「ユティリティー デイパック 15」は、周囲に配慮した持ち運びができるでしょう。
また、ハンドルがしっかりしているため、長時間持っていても疲れにくくなっています。
コンパクトながらも十分な収納力を確保しています。メインスペースには、15インチのノートパソコンを収納できるポケットが配置。本体にはB4サイズのドキュメントケースも余裕で入りました。コンパクトな外見以上に多くのものを持ち運べます。底には折りたたみ式の補強板が入っており、中身をしっかり保護してくれます。
ちなみに、20Lと25Lはパソコンとメインスペースが分かれた2室タイプ。別々に整理するのが好みという人にはそちらがおすすめです。
フロントポケット上部には、A5サイズのポケットを配置。ポケットとペンホルダーもついているので、スマホや小物を整理するスペースとしてもってこいです。
フロント下に配されたポケットは、ペットボトルや折りたたみ傘をしまっておくのに最適。
素材には強度と軽量性を誇るモンベルオリジナル素材“バリスティック ウルトラ”を採用。
一般的なナイロン素材に比べ約3.6倍の引き裂き強度を達成した高強度素材で、中空構造の高強度糸を織り交ぜることで、耐久性と軽量性を両立しています。
▲ショルダーハーネスの切り込み部分で折れやすくなっている
▲負荷がかかりやすい内側を厚めに設計
背負い心地の良さもポイント。ショルダーハーネスに切り込みを入れることで、下り曲がりやすく設計。そのため、肩の頂点にくる部分が毎回この切り込み部分になるようになっています。
また、厚みとクッション性のあるショルダーハーネスは、内側をより厚くすることで、背負ったときの負担を軽減。
背面は3Dメッシュを採用し、背中の蒸れを軽減させる仕様。また、背面中央にはスーツケースのハンドルと接続できるスリーブを設置。
メインスペース内側の底に配された折りたたみ式の補強板を倒せばバッグ自体がぺたんこになります。
未使用時に収納しやすくなるだけでなく、スーツケースの中にしまって現地用のメインバッグとして持ち歩くこともできる、旅行や週末のアクティビティにも便利な多機能なバッグです。
背負ったときに余ったストラップがだらしなく見えないように配慮されていたり、ファスナーにはモンベルのロゴ入りのプルタグが採用されていたりと。ディテールへのこだわりも感じられます
ちなみに、カラーはブラック、ネイビー、ダークグリーンの3色展開。個人的にはダークグリーンがお気に入り。仕事着がカジュアルだけれども、少しビジネスライクでしっかりとしたバッグを求めてる人にはもってこいのカラーといえるでしょう。
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モンベルのモノづくりのコンセプトは、“Function is Beauty(機能美)”と“Light & Fast(軽量と迅速)”です。軽量な装備がスピーディな行動を可能にし、それが快適性や安全性に繋がる、という考え方により生まれたモンベルのバッグやウエアは、日常使いのアイテムとしても定評があります。
こうした、アウトドアの機能性を日常に取り入れるアーバンアウトドアスタイルは、流行を超えて、アイテムを選ぶ際のファーストチョイスになっています。また、これだけのスペックが備わっていながらも、税込み1万1550円という価格には驚きです。
新生活で新しいバッグを探している人は、「ユティリティー デイパック 15」を試してみてはいかがでしょうか?
>> mont-bell
<取材・文/宇田川雄一 取材協力/ace.>
宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。
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