3月1日の大竹まことゴールデンラジオは、政倫審の中継をしていたNHKの報道の在り方について青木理が疑問を呈した。

番組では、岸田総理も参加した自民党派閥の裏金事件を受けて開かれた衆院政治倫理審査会に触れた。朝日新聞によると、「岸田文雄首相は野党の追及に従来の説明をひたすら繰り返した。実態解明にほど遠い内容だったが、自民は説明責任を果たしたとばかりに新年度予算案の採決強行を決定。立憲民主党などは批判を激化させている」

鈴木アナ「一方、こんな記事もあります。こちらも朝日新聞。昨日、大谷翔平さんの結婚報道がありましたが大谷さんの結婚報道に触れて、党三役の1人が「今日はもう大谷のニュース一色だ。明日も大谷選手の会見がある。明日も大谷だ」と余裕を見せたとあります。こんなふうに使われてしまったらたまらない感じですけども」

大竹「いい時に結婚発表してくれたねみたいなことだね。まあこれで全部って、マスコミ全部あっちに流れるからもうこちら来ないぞっていうようなニュアンスだね」

青木「昨日NHKの、政倫審の中継見ていて、中身の話は別ですが、ニューステロップで大谷選手が結婚っていうのが出るんですよ。いやそれは…皆さん関心があるのはわかるんだけど、いやいやちょっと…メディアとしてのプライドというかね。その一昔前スポーツ選手とか、芸能人の方もそうだけど。新聞・テレビ・少なくともニュースは、結婚というのはある種プライベートの話だから、そんなにその真正面から扱わないというのがあったんで、今日実際朝刊を見て僕は比較的安心したのは、もしかしたら大谷選手の結婚が一面とかに来てたらもう大変だなと思ったけど、各社みんな社会面にそれなりの控えめな扱いだったから、まあそれはちょっと安心なんですけど、政倫審の最中にテロップを出せって言った、申し訳ないけどNHKの報道の人のセンスにはちょっと疑問だなと思いましたけど」