2月29日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、能登半島地震の被災地の現状について取り上げた。

能登半島地震からまもなく2ヶ月が経つ。
被災地では、未だに140人以上が車中泊を続けている。
仕事や自宅の事情など、止む得ない事情で遠方への避難が難しい人も多い。専門家は「長引けば健康に深刻な被害をもたらす」といった旨の注意を呼びかけている。

仮設住宅は数に限りがあり、抽選で漏れ続けたため、車中泊が続く人も多いという。
輪島市では、2月28日現在で仮設住宅の入居希望は4440世帯。しかし月内に完成するのは、76戸。需要の2%にも満たない。

大竹まこと「行政は一生懸命やってるんだろうと思いたいけどね。車中泊って車の中で、足も曲げたりして寝てるんだろう」
大久保佳代子「窮屈ですよね……」
大竹「それが2ヶ月も続いてる。車中泊2ヶ月……キャンピングカーじゃないわけだろ? もうちょっと仮説住宅の動きとか……避難したくても出来ない人に、何か手があると思うんだよね。キャンピングカーみたいないいテントができてるって話も聞くし」

一方で、観光支援のための「北陸応援割」もスタートする。

大竹「(北陸)新幹線が延びたから、(北陸に)泊まったり色々したりするのを応援しますよって話ですよね。ただね……珠洲とか能登とか、手もつけられないところをどうするのかってのもちゃんとした上でやってほしいなって。ギリギリのところに『建物がまだ残ってますから、稼いでください』ってのも、じゃあ建物が潰れちゃって残ってないところはどうするんだって。ギャップが大きすぎるよね」