【西武】源田壮亮選手インタビュー 世界一は経験したが「やはり自分のチームで日本一になりたい」
2月9日放送のライオンズエクスプレスでは前日に引き続き、埼玉西武ライオンズの源田壮亮選手にインタビューした模様を放送した。今年で5年連続キャプテンに就任した源田選手。リーグ優勝、日本一という目標に向けて、キャプテンが心掛けていること、取り組んでいることについて訊いた。
――2020年から5年連続でキャプテンを務めますが、毎シーズンどのタイミングで伝えられる?
源田「シーズンオフの間に電話でですね。年によって(伝えてくれる)相手は違います。今年は球団から連絡が来て、『監督が来年もキャプテンをやってほしいと言っているけど、どう?』というような感じです。『はい、頑張ります』と」
――喜んでお受けしますというような気持ち?
源田「もちろんそうです。でも次の世代が出てきてほしい気持ちもあります」
――松井監督は「フルシーズンで引っ張ってほしい。ゲン(源田選手)がフルで出ればピッチャーにとっても大きい。1年間しっかりと一軍にいてほしい」と話されていましたが?
源田「ここ数年はフルシーズン一軍でプレーできていない。ずっと一軍にいて、グラウンドにいることが大事かなと思います」
――フル出場に必要なことは?
源田「コンディショニングじゃないですかね。あとはもらい事故じゃないですけど、しょうがない怪我以外で、自分で防げるものはしっかりと防いでいくことです」
――いくべきところでは必ずヘッドスライディングにいきますね?
源田「とっさに出ますね。怪我のリスクを考えるとあまり良くはないですけど、みんなが一球にかけている。あまり先のことを考えてやるよりもその試合、その一球に対して向き合うので出てしまう。難しいところですね」
――源田選手は日本シリーズ、日本一を経験されていません。先に世界一は味わいましたが、やはり違うもの?
源田「すごい経験をさせてもらいましたけど、やはり自分のチームで日本一になりたいと強く思います」
――リーグ優勝、日本一に向けて、チームにどのような上積みが必要?
源田「今のチームはとにかく投手がいい。野手が頑張る、点を取るというところですね」
――源田選手は還すよりも出塁したい打席の方が多い?
源田「自分が塁に出なくてはいけない場面ではもちろん出たいですし、還す時は還したいと常に思っています」
――打力を上げるために心掛けていることは?
源田「今は自分の中で考えながら取り組んでいることがある。それを継続してやっていければと思います」
――具体的にはまだ言えない?
源田「バットの使い方、スイングのところでいろいろと試行錯誤しています」
――放送席から見て明らかに分かる違い?
源田「どうでしょうね(笑)。分からないんじゃないかな」
――細かい部分なんですね?
源田「自分の中では大きな変化なので、もし気づいたら言ってください。違ったら違うって言います(笑)」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー