遠藤は「キークリエイター」 リバプール再合流初戦の“調整力”を英評価「ステップアップした」
先発出場で後半アディショナルタイムまでプレー
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、現地時間2月10日に行われたプレミアリーグ第24節バーンリー戦で先発出場し、3-1の勝利に貢献した。
カタールで開催されたアジアカップから帰還後、初の公式戦となったなかで、英メディアは遠藤に及第点を与えている。
リバプールは遠藤不在の間にアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターがアンカーを務めていたが、この日は遠藤がアンカーに入り、マック・アリスターとMFカーティス・ジョーンズがインサイドハーフという構成になった。
試合を優勢に進めるリバプールは前半31分、右コーナーキックをポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタがヘディングで合わせ、先制に成功した。しかし、同45分にセットプレーから同点弾を許し、1-1でハーフタイムを迎えた。
そのなかでリバプールは後半7分、エリオットの折り返しにコロンビア代表FWルイス・ディアスが頭で反応し、再び勝ち越し。さらに、後半34分にはエリオットのクロスにウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスがチーム3点目を奪い、勝負を決めた。
遠藤は後半アディショナルタイム6分に交代するまでプレー。英紙「リバプール・エコー」は選手採点（10点満点）でチーム3位タイの「7点」を与え、「4バックの前で定期的に片付け（整理して）、積極的に足を出した。リバプールがテンポの注入を必要とした後半の開始時にステップアップ。ただし、同点ゴール時にはロストマン。（前半33分に）警告を受け、交代もした」と寸評で評した。
また、英メディア「90min」も「アジアカップからの復帰後、初の先発出場で前半はややペースを落としたが、徐々に試合には慣れていった。後半には、巧みな前方へのパスで重要な役割を果たした（キークリエイターだった）」と、久々の試合でのパフォーマンスに及第点を与えていた。（FOOTBALL ZONE編集部）
