ホテル「BESTIE by DOYANEN」、大阪・西成エリアに開業。日本の伝統を感じさせるデザインを採用

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　どやねんは12月12日に、大阪・西成エリアでホテルを展開するホテルブランド「DOYANEN HOTELS（どやねんホテルズ）」から、新たな宿泊施設「BESTIE by DOYANEN」（大阪府大阪市）を開業した。

●観光とビジネスの両方に便利



　「BESTIE by DOYANEN」は、「BAKURO」「YAMATO」「KINGYO」「3U NAMBA MINAMI」と並んで、同社が西成エリアに展開する5件目のホテルとなる。

　「BESTIE」は、Best friendが変化した「親友」を意味するスラングで、リノベーション前までこの街で長年慕われていた施設の旧名称「ホテルなかよし」へのオマージュも含まれる。

　デザインは「ほんのり感じる日本」をコンセプトに、外壁の色は日本の伝統色から抹茶を思わせる緑系の色でグラデーションを作りと、差し色に紅紫を配色しているほか、チェックインカウンターはコンクリート打ち放しのミニマルなデザインで、ラウンジのベンチや天井には竹を用いており、各所に日本を感じられるしつらえとなっている。

　なお、1階の店舗部分には宿泊客以外も利用可能な、飲食店舗の近日開業を予定する。

　客室は、「Twin A」「Twin B」「シングルルーム」の3タイプで、いずれもコンパクトながら日当たりがよく、落ち着いた空間が特徴となっている。「Twin A」「Twin B」は、友人同士やカップルでのちょっとした大阪観光や、海外からのバックパッカーなどに心地よい空間を提供する。「シングルルーム」にはロフトベッドを使用し、空間を立体的に活かすことでゆったりとした気分を味わえる。

　受付では、宿泊客が自身のスマートフォンだけでチェックイン/チェックアウトを完結させられる非接触システムを導入し、物理キーを使用しないスマートロックで入室できる。すべての客室は、エアコンと冷蔵庫、チューナーレステレビ、インターネット接続（無線/有線LAN対応）を備えた、必要最低限のシンプルかつスタイリッシュな空間で、スマートな滞在を提供する。

　立地は、JＲ新今宮駅の通天閣（東口）出口から徒歩3分、大阪メトロ動物園前駅の北改札出口から徒歩3分、南海各線の南口から徒歩５分の紀州街道に面した場所で、新今宮駅からは乗り換えなしで関西空港や新大阪といった、主要ロケーションへのアプローチが可能となっている。また、動物園前駅からは心斎橋駅まで約5分、天王寺へ最短2分で行けるほか、2025年に大阪万博が開催される「夢洲」にもアクセスしやすい。