KRY山口放送

写真拡大

パソコンがウイルスに感染したとのうそ電話を発端に下関市に住む70代の男性がウイルスの除去名目で電子マネー50万円分をだまし取られる被害にあいました。

長府警察署によりますと12月3日、下関市で70代の男性が自宅のパソコンでインターネットを利用していたところパソコンの画面上に「トロイの木馬に感染しました。この電話番号に電話してください。」などと表示されました。

男性が表示された番号に電話を掛けたところ応対した片言の日本語を話す女から「あなたのパソコンはウイルスに感染しています」「ウイルスを除去するのに50万円が必要です」などと言われました。

話しを信じた男性は当初、ATMで指定された口座に金を振り込もうとしましたが操作がうまくいかずその後、電子マネーを買うようあらためて指示され下関市内のコンビニエンスストアで電子マネー50万円分を購入しだまし取られたものです。

警察は「電子マネーを購入させコード番号を要求するのは詐欺の手口。電子マネーを購入する前に落ち着いて警察や家族に相談するよう」注意を呼びかけています。