KRY山口放送

写真拡大

 下関市の神社では、正月の縁起ものである「大福梅」づくりがピークを迎えています。

 下関市の亀山八幡宮では、11月中旬から正月の縁起物である「大福梅」作りが進められています。

 大福梅は、平安時代の村上天皇が、梅茶を振る舞いまん延する疫病を退散させたという故事に由来するもので年明けにさ湯やお茶に浸して飲むと1年を健康に過ごせると言われています。梅雨の間に塩漬けし、夏の天日にさらして準備した干し梅は、およそ250キロ。

 作業は、12月中旬まで行われる予定で6000本が用意されます。

(高橋権禰宜)
「新しい年が皆様方にとってより良い年になるように梅茶を飲むことによって厄が払われて良い年を迎えられるいう思いで作っています」

 大福梅は、12月1日から1本800円で販売されます。物価高などによりこれまでよりも200円値上げされました。