「手」を握って憑依チャレンジ! その先に待つものは…
 - (C) 2022 Talk To Me Holdings Pty Ltd, Adelaide Film Festival, Screen Australia

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 人気YouTuber兄弟が監督を務め、『ミッドサマー』などのA24が北米配給したことでも話題を呼んだホラー映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』の日本版予告編が10月23日、公開された。

 本作は、SNSで話題の憑依ゲームにハマった高校生たちが、儀式のもたらす本当の恐怖に見舞われるホラー。主人公の高校生ミアは、2年前に母親を亡くし、その死と向き合えないでいた。そんな彼女の周りで流行りだしたゲームこそが「#90秒憑依チャレンジ」だ。呪物の「手」を握り、「トーク・トゥ・ミー」と唱えると、その人間に霊が憑依する。ルールは、憑依から90秒以内に「手」を離すこと。ミアたちはそのスリルと強烈な快感にのめり込み憑依を繰り返すが、ある時、仲間の1人にミアの母の霊が憑依してしまう。

 霊にとりつかれて異常な行動をとる仲間を撮影し、ハイになる若者たち。予告編には、SNSで流行りのゲームに参加しただけだったはずの彼女たちに降りかかる、本物の恐怖の一端が映し出されている。

 本作のメガホンを取ったのは、登録者数680万人を突破するYouTubeチャンネル「RackaRacka」(ラッカラッカ)を運営するダニー・フィリッポウ&マイケル・フィリッポウ兄弟。ブラックで尖ったコメディーや日本アニメの自家製実写版などエッジの効いた動画で高評価を集めた彼らは、本作で長編映画監督デビュー。すでに続編の制作が決定し、日本発の大ヒットゲーム「ストリートファイター」の実写映画化を手掛けることも決定するなど、これからの活躍が約束されたクリエイターの長編デビュー作としても注目の一本だ。

映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』は12月22日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国公開