Netflixスペイン語最長シリーズ『エリート』、シーズン8で終了へ

写真拡大

2018年からNetflixで配信されている青春サスペンスドラマ『エリート』。今月20日(金)よりシーズン7配信がスタートする2日前の18日(水)、すでに制作されることが決まっているシーズン8をもって終了することが分かった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

【関連記事】海外ドラマ 打ち切り&更新一覧 | 2023年〜2024年【275作品】

新シーズン配信開始の2日前…

スペイン随一のエリート私立高校"ラス・エンシナス"へ編入した労働者階級の学生3人と、富裕層の学生たちの間で起こる衝突や殺人事件、人種といった問題をスリリングに描く本作。Netflixはおよそ1ヵ月前の7月下旬、シーズン8の撮影が8月から始まると発表していたが、その時にはそれがファイナルシーズンになるとは言及していなかった。

しかし、Netflixは18日に公式X(旧Twitter)の投稿で「『エリート』は更新されたシーズン8が最終シーズンとなる。そしてシーズン7が今週金曜日にスタート」と述べた。

その後、クリエイターのカルロス・モンテーロがシーズン7配信開始に合わせて出席した記者会見の席で、シーズン8をもって同作が終了することを認めた。

「今はシーズン8を撮影しているところで、それが最終シーズンになる。最高の状態で終わることになるよ。(共同ショーランナーの)ハイメ(・バカ)とNetflixと私は、今が終えるタイミングだと感じた。とはいえ、これまでの数年間を通して、素晴らしい俳優たちと出会い、一緒に組みたいと思っていた監督たちと仕事ができたこと、そして残り2シーズンではマリベル(・ベルドゥ)も加わってくれたことを考えると、終わりを告げるのは心苦しい。この作品はみんなの人生を変えた。当初は駆け出しだった俳優が今では世界的なスターになり、そんな変化に貢献できたことは誇りだ」

最終となるシーズン8では、最初の4シーズンに出演していたナディア役のミナ・エル・ハマニが復帰するほか、新たに2人のキャストが加わる。また、モンテーロが言うように、シーズン7から『天国の口、終りの楽園。』のマリベル・ベルドゥが加わる。

Netflixでは本作のほかにも『ペーパー・ハウス』『ヴァレリア』『エデンへようこそ』といったスペイン語のドラマが配信されているが、『エリート』はシーズン6更新の時点で最長シリーズとなっていた。そのように大人気シリーズとなった『エリート』からは、様々なカップルにフォーカスしたミニシリーズが作られているほか、舞台をデリーに移したインド版のリメイク『クラス』も誕生しており、今回本家は終わるとしても、何かしらの形で新しいシリーズが作られるかもしれない。

Netflixオリジナルシリーズ『エリート』はシーズン1〜6が独占配信中。シーズン7は10月20日(金)より配信。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline