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 この夏の移籍市場期間中にオーストリア1部SKシュトゥルム・グラーツでは、2人の重要な主力選手を失うことになるかもしれない。1人はディフェンダーのグレゴリー・ヴュットリヒ、そしてもう1人はミッドフィルダーのアレクサンダー・ブラスだ。昨季はリーグ戦2位でフィニッシュした同クラブでは、まず前者に関してはブンデスリーガのFCアウグスブルクが移籍先として取り沙汰されているところ。

 そして後者についてはこれまでフライブルク、シュトゥットガルトも浮上していたがリーグ・アンのFCロリアンが優位と見られている。特にシュトゥルムとしてはその後の穴埋め人事にも着手しなくてはならないため、移籍市場最終日までこの話をもつれこませるわけにはいかないが、ただ両選手ともにもはや詳細を詰める段階にまで達しているようだ。前者については200万ユーロほどの金額が見込まれるが、ただ後者については数百万ユーロ代の後半を残していくことが見込めるだろう。

ソーサにセビージャ関心も金銭面で隔たり

 ちなみにシュトゥットガルトではボルナ・ソーサの去就に関心が集まっており、特にクロアチア代表ディフェンダーに対してはヨーロッパリーグ王者、セビージャFCが関心を示しているところ。しかしながらそこで提示された金額は数百万ユーロ代の後半とみられ、シュトゥットガルト側は二桁を超える金額を求めている様子。25歳の左サイドバックとの契約機関は2025年まで。