オリラジ中田、松本人志に「人間力及んでない」と“全面降伏”も「足りないのはお笑い力だろ」総ツッコミ
5月から6月にかけ、世間を騒がせていたオリエンタルラジオ・中田敦彦の松本人志批判。7月9日、YouTubeに投稿した動画では、中田は「今回、いろいろ考えるとミスった」と相方の藤森慎吾に語り、話題を呼んでいる。
『【提言後初の自宅凸】中田から藤森へ伝えたいこと』というタイトルで、動画を更新した中田。シンガポールから帰国し、藤森の自宅へ突撃すると、今回の騒動について「ミスった」と切り出した。
「言ったこと自体は(自分が)考えていることだから、間違ってたなとか、謝らなきゃということはないんだけど、中田の弱点がすごくわかった」という。テレビに出演していた当時について「言いたいことを言えなかったときがあったじゃん。事務所の中にいて、テレビの中にいて、影響力も経済力も組織力もない中で、自分の意見って届けられないものなんだなって思った」と振り返った。
それ以降は「影響力・経済力・組織力」を伸ばすことに注力し、そのうえで世間に自分の意見をぶつけたのが、今回の“松本批判”だったという。だが、蓋を開けてみれば、厳しい非難の嵐にさらされた。事態をうけ、自分に足りない力は「人間力と精神力」だったと明かし、藤森から「気づくの、おっそ!」と厳しいツッコミを受けている。
続けて、「松本さんに恩がある人は、すごく多い。松本さんの人間力に、私の人間力が及んでいないという現状がある。これを受け入れないといけない。意見を聞いてもらうには、人間力をあげないといけない」と、決意を新たに。「本当に、テレビの悪口はもう言わない」「謙虚にいきたい」とも宣言している。
松本への“全面降伏”ともいえる幕引きとなったが、中田のさらなるズレっぷりを指摘する声もある。
「たしかに、芸能界で自分の意見を通すには、中田さんが話していたような力も必要でしょう。ただ、今回の騒動に関していえば、世間から見た松本さんと中田さんの“お笑い力”に大きな差があることが、批判され続けたいちばんのポイントではないでしょうか。松本さんはレギュラー番組に加え、お笑い賞レースの審査員も務め、お笑い界の発展に寄与し続けてきましたが、中田さんはなかなか路線が定まらない。いまもテレビの第一線で活躍している状態で、今回の提言が出ていれば、また違った受け止められ方をしていたはずです」(芸能記者)
実際に、SNSでは中田の反省に対し、ツッコミが多数発生している。
《足りてないのは人間力もそうだがお笑い力じゃねえの中田の場合》
《いや、お笑い芸人としての実力と実績でしょw 君、「あっちゃんカッコいー!」ぐらいしか知られてないじゃん まずは松本人志以上に売れてからじゃない?》
《中田敦彦 嫌いじゃないけどさすがに今回のは格好悪い。その通りだとは思うけど、「考えてることを言っただけだから何か間違ってたなとか謝んなきゃなとかはない」ってわざわざ発言するのが超格好悪い。それと足りないのは人間力ではなく人を笑わせる力じゃないの?松本人志はそれを長年やってきた人。》
振り返れば1カ月以上、多くの人の注目を集めた騒動だった。だが、中田にとっては、誰も笑わせられず、敵ばかりを増やした1カ月になってしまったかもしれない。