「ダサ過ぎ」オリラジ中田“松本批判”を懺悔もいまさら対応に批判噴出の全面敗北
「しばらく前にテレビやってた頃に、言いたい事を言えなかった時があったじゃん。事務所の中にいて、テレビの中にいて、影響力も経済力も組織力もない中で、自分の意見って届けられないものなんだなって思って」
7月9日に更新した自らのYouTubeチャンネルで、こう語ったのはオリエンタルラジオの中田敦彦(40)。相方・藤森慎吾(40)の自宅にアポ無しで訪問し、世間を騒がせた松本人志(59)への批判を反省した。
「総合的に判断してミスったなと思った」と切り出した中田は、「言ったこと自体は考えていることだから、別に何か間違ってたなとか、謝んなきゃなっていうことはないんだけども。やり方であるとか。なんせね、弱点がすごいわかった、中田の」とコメント。
そして冒頭のように語ると、「2017年〜18年ぐらいからかな。5年ぐらいかけて組織力、経済力、そして影響力。この3つをなんとか伸ばしたい(と思った)」「自分の組織を作って、自分の経済的自立で。自分のチャンネルで影響力を持って、改めて世間に自分の意見をぶつけてみようと。で、ぶつけてみた」と、“松本批判”の真意を明かした。
その結果、自らに「人間力と精神力が足りない」と気づいたという中田。藤森が「本当に大事な気づきだと思うし、素直にそれを認めるということは評価したいです」と理解を示すと、「誰に謝るべきかっていうと、藤森慎吾さんに謝ろうって気持ちはある。本当にご迷惑おかけしました」と詫びた。
また、松本に対して“審査員をやりすぎている”と批判した中田だが、自らと松本の“違い”を次のように考察。
「今までの人生で、どういう人との触れ合いの仕方をしてきたのかが如実に出た。松本さんに恩がある人がすごい多いってことで、松本さんの人間力に私の人間力が及んでないっていう現状。これを受け入れなければいけない。審査員をやりすぎている云々とかっていう問題以前に、そこを私は伸ばさなきゃいけないなという風に思った」
“自分の意見に耳を傾けてもらうには人間力を上げなければいけない”と考える中田は、「本当にテレビの悪口はもう言わない」「謙虚にいきたい」と宣言したのだった。
■中田の“懺悔”に批判続々「もう遅いよね」「本人に謝るのが先じゃない?」
遡ること5月29日に投稿したYouTube動画で、松本に向けて「審査員ちょっと何個かやめてくれないですか」と呼びかけた中田。さらに「松本さんに対して何も物が言えない空気ってすごいある」とも述べ、「これ見てる粗品くんどう思う?」とお笑いコンビ・霜降り明星の粗品(30)に語りかけていた。
しかし、中田の「提言」は支持を得るどころか、大炎上する事態に。粗品の名前を出された相方・せいや(30)は、即座に《真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな 中田》とTwitterで猛反発。さらに藤森だけでなく、トミーズ雅(63)や上沼恵美子(68)など錚々たる芸人勢も苦言を呈していた。
名指しされた松本も、中田に向けたものかは定かではないが《テレビとかYouTubeとか関係なく2人だけで話せばいいじゃん。連絡待ってる!》とツイート。しかし、中田の“事後対応”は、事態を悪化させたのだった。
「6月8日に藤森さんとリモート対談した中田さんは『愛ゆえに提言しているわけですから。クレイジーラブ』と語り、悪びれる様子はありませんでした。ですが一方で、松本さんとの“直接対決”については、『直接2人で会ってもそんなに面白くはない』『揉めてるわけじゃないから』と及び腰だったのです。
今回の動画では藤森さんに迷惑をかけたと詫びていましたが、松本さんに対する謝罪の言葉はありませんでした。中田さんは今年4月に投稿したYouTube動画でも、大御所芸人たちに向けて『弱ったらボコボコにする』と息巻いていました。今さら謙虚な姿勢を見せても、あれだけ多くの芸人たちの反感を買ってしまったのですから、信頼を回復させるのは至難の業でしょう」(芸能関係者)
居住先のシンガポールから帰国し、相方に“懺悔”をした中田。しかし、ネット上では冷ややかな声が相次いでおり、火に油を注いでいるようだ。
《もう遅いよね》
《謝罪するなら松本さんにだろ》
《ダサい、ダサ過ぎ。ギャンギャン吠えてたくせに、あまりに周囲から反感かって、自分の考えを曲げる事態。吠えたんだから最後まで吠えろよ》
《人間力とか関係なく失礼なことした本人に謝るのが先じゃない?》
自らふっかけたケンカを謝罪した中田。この“全面敗北”がもたらす影響は――。