田中真弓(ルフィ役)、中井和哉(ゾロ役)、岡村明美(ナミ役)、山口勝平(ウソップ役)、平田広明(サンジ役)
 - C)尾田栄一郎 / 集英社

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 尾田栄一郎の人気漫画を実写化したNetflixオリジナルシリーズ「ONE PIECE」で、麦わらの一味の日本語版吹き替えをアニメと同じ声優陣が担当することが、現地時間1日にアメリカ・ロサンゼルスで行われた北米最大級のアニメコンベンション「Anime Expo 2023」内で発表された。

 「ONE PIECE」は、海賊王ゴール・D・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求め、主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味が大海原へと繰り出す海洋ロマン。実写版の麦わらの一味には、ルフィ役のイニャキ・ゴドイをはじめ、新田真剣佑(ゾロ役)、エミリー・ラッド(ナミ役)、ジェイコブ・ロメロ・ギブソン(ウソップ)、タズ・スカイラー(サンジ役)らフレッシュな面々が集っている。

 この日は、5人の日本語吹き替えを、アニメ版声優の田中真弓(ルフィ役)、中井和哉(ゾロ役)、岡村明美(ナミ役)、山口勝平(ウソップ役)、平田広明(サンジ役)が務めることが発表、新田の役もオリジナル声優が演じる、こだわりのキャスティングが明かされた。

 中井は新田が演じるゾロの吹き替えについて「ずっと気になっていました。観てくださる方にとって一番良いのはどういう形なんだろうと」と明かしつつ、「出演が決まって、正直すごく嬉しかった」と告白。「本当に格好いい真剣佑ゾロの魅力を損なうことのないよう、しっかり努めたいと思います」とコメントを寄せている。

 さらに、アフレコ現場を訪れたイニャキが田中と対面する、“二人のルフィ”の出会いを捉えた映像がYouTubeで公開。田中と対面したイニャキは「あなたとルフィのおかげで最高の自分でいたいと思えます」と心からのリスペクトを伝え、田中もイニャキのルフィを絶賛。田中がイニャキに麦わら帽をかぶせ、二人そろって日本語で「海賊王に俺はなる!」と力強く宣言する姿が収められている。

 本作には彼らの他、赤髪のシャンクス、“道化”の異名を持つ海賊・バギーをはじめ、ガープ、ミホーク、コビー、アルビダ、ヘルメッポ、アーロン、カヤ、クラハドール、ゼフ、ノジコも登場予定。全8話構成となり、脚本・製作総指揮はスティーヴン・マエダ&マット・オーウェンで、原作者の尾田も製作総指揮に名を連ねる。

 田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

Netflixシリーズ「ONE PIECE」2023年8月31日(木)世界独占配信

田中真弓(ルフィ役)

あれからもう23年以上ルフィを演じてきましたが、誰もがみんな心の中にルフィを持っていると思います。今回実写版のイニャキくんも楽しくて愉快で、本当にルフィにぴったり!! こうして実写版でもルフィの声を演じることができて、私もとても嬉しいです。
ONE PIECE という作品は、その時々、自分の状況や立場によっても、響く言葉や見え方が違って、何度でも新しい発見があります。まだ作品に触れたことがない人ももちろん、老若男女を問わず、ここから「ONE PIECE」の仲間になってもらえたら幸せです

中井和哉(ゾロ役)

実写版のゾロ役が新田真剣佑さんと聞いた時から、吹き替えの事はずっと気になっていました。観てくださる方にとって一番良いのはどういう形なんだろうと。出演が決まって、正直すごく嬉しかった。やはりそれがゾロである限り演じたい、というのが私の本音だったようです。本当に格好いい真剣佑ゾロの魅力を損なうことのないよう、しっかり努めたいと思います。原作漫画の「ONE PIECE」世界が大きく広がっている今だからこそ描ける、新たなシーンも随所に盛り込まれています。ライトなあなたも大興奮、ツウなあなたも大納得の実写版。楽しみにお待ち下さい。

岡村明美(ナミ役)

実写版が作られると聞いた時、実写の世界でも冒険したい! と心から思いました!!
一味との出会いから、もう一度経験できるなんて本当に幸せです。
今までの冒険を一度忘れて、目の前に広がる冒険の海へ新鮮な気持ちで挑んでいます。
実写の「ONE PIECE」の世界は想像以上で、とてもワクワクした気持ちになります。
絵から飛び出してきたキャラクター達はとってもリアルでドキドキです…!
早く皆さんにこのドキドキワクワクをお届けしたいです!!
お楽しみに(ハート)

山口勝平(ウソップ役)

「ONE PIECEの実写やるよー!」って聞いてから、何年が経ったでしょう。それこそ世界にコロナが猛威を振るう前の事だったと思います。
そこから、自分も ONE PIECE の一ファンとして完成を楽しみに待っていました。
が、今回ご縁があって、またイーストブルーの仲間達ともう一度、冒険の始まりを演じさせていただける事にたまらない喜びとワクワクしかありません。
改めて、ONE PIECE と言う作品とウソップ というキャラクターは僕にとって特別な物なんだって事を再認識させてもらえる実写版でした。
原作とも、アニメともちょっと違う「ONE PIECE」
だけど根底に流れているスピリットはみんなが観たい世界なのです!
クソ面白い実写版出来上がりました!!

平田広明(サンジ役)

アニメ版で長くやらせて貰っていますので、サンジとの年齢差はとっくの昔に麻痺しておりましたが、実写の若い俳優さんを吹き替えるのには、いささか恐怖を感じました。
しかも凄いイケメン!
タズ・スカイラーさんにはクソ申し訳ない気持ちでいっぱいですが、日本ではこれまでも数多のリアルイケメンサンジ達が、色んなステージで僕の拙いセリフに合わせ一生懸命演じて下さってきたので、これまでの贖罪の意味も込めて精一杯吹き替えさせて頂きたいと思います。
タズちゃん、クソお世話になりますぞ!
最強のタッグを組んでマッケン和哉をギャフンと言わそうぜ!!!
愛しのレディたちへ、タズのクールな笑顔に思いっきりやられちゃってください(ハート)