2017年の“吉本退社騒動”で本誌の直撃取材に答えていた中田敦彦

 6月16日、オリエンタルラジオの中田敦彦が、自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のトーク」を更新。『中田の今後の人生ビジョンは?』というタイトルで話を展開し、松本人志に対して提言したことについて、あらためて自身の見解を語った。

「最近、先輩にかみついて、もめたりとかもしましたけども。あれも1個のアトラクションとして、わたしは考えてたわけなんですけども。お楽しみいただけたと思うんですけどね。顰蹙も買ったんですけども、おもしろいものって顰蹙も買うもんだな、と思うんで、それはまあ、しょうがないというかね。どの層が怒りそうだな、というのもわかってやってますから。そのうえで、楽しんでもらえたのかなと思ってるんですけども」

 さらに、中田の「人生ビジョン」として、自身が以前から「芸能界のドンになる」と発言していたことについても言及。「5年後に、人気タレントを有する芸能事務所の社長になりたいと思ってる」として、こう語った。

「『お前ごときが』っていう声があるじゃない。あれが最高の応援歌なのよ。なんでかって(いうと)、『お前ならそれ、できそうだな』ってみんなに言われるような目標は、小さすぎるのよ。

 この状況下で、芸能界のドンになるっていうことが、いちばんの『お前ごときが』じゃん。松本人志さんに提言する、『お前ごときが』って(言われる)。それちょうどいいんだよ。イイね、イイね、気持ちイイねと。でも中田、成長するのよ、これが。『何してんだ中田』って言われてからが、中田のゲームの始まりなのよ」

 中田は、5月29日の動画で、松本人志が賞レースの審査員をやり過ぎているなどと批判し、「審査員、ちょっと何個かやめてもらえないですか」と提言。

 この提言に対して、ほんこん、せいや(霜降り明星)、上沼恵美子など、芸人界隈からは続々と批判が寄せられた。

 6月12日の動画でも、中田は、「直近の騒動でも、こいつ、何考えてるんだろう、と思った人も多い。ご存知のとおり、頭はいい。情緒は乱れてるのかもしれないけど、頭はいいから厄介だよね。そういうやつって目が離せないんだよね」と、自画自賛。「騒動のときの、なかのおもしろさたるや、半端じゃなかったですからね。もう本当に、日本全国が注目してる『こいつ、何考えてるんだ』を毎日、聞けるっていうことでしょう」と語っていた。

 中田が松本に対しての提言を「1個のアトラクション」と語ったことに、SNSでは批判する声が殺到している。

《批判され過ぎて火消しに躍起になってるw コイツいつもあとだしジャンケンしかせんw》

《承認欲求が強すぎて なにがなんだか…》

《旬が過ぎた芸も能も無い人が、色々な方面にケンカを売って、無理にイキって耳目を集める姿は見苦しいな》

 中田が「芸能界のドンになる」と語ったことには、こんな声も。

《芸能界の口だけ番長の間違いでしょ。この人 先見性とか先を見据えていてすごいとか言われてるけど まったく需要が無いのも現実》

《海外移住しても結局日本にしがみつくんだな》

《いわゆる芸能界のドンて、後輩を育ててるよね 分かり易い所で言うと、明石家さんまとか、ビートたけしとか、有吉もウッチャンもそう オリラジ中田は後輩育ててるの?》

 松本への提言で、中田が注目を集めたのは間違いない。だが、騒動に発展しても「1個のアトラクション」と言うだけでは、「芸能界のドン」への道は遠いといえそうだ。