昭和21年創業の老舗印刷業者 「冨士印刷」(東京)が破産手続き開始決定
3月16日に東京地裁より破産手続き開始決定を受ける
冨士印刷(株)(TDB企業コード:200257242、資本金4000万円、東京都千代田区神田三崎町3-4-10、代表秋元裕氏)は、3月16日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は山川萬次郎弁護士(東京都千代田区麹町3-2、山川・藤原法律事務所、電話03-3239-0631)。
当社は、1946年(昭和21年)4月に創業し、67年(昭和42年)7月に法人改組された印刷業者。首都圏の印刷会社からの下請受注を基本として商業印刷物を中心に、インライン加工や定期刊行物印刷・製本を手がけていた。神奈川県、埼玉県にも拠点を有し、業歴も長く大手印刷業者を中心に相応の受注を確保。大口得意先からの受注が堅調で、新規開拓も積極的に進めた2007年6月期には年売上高約53億2000万円を計上していた。
負債は債権者約300名に対し約43億円。