クオリティアは1月10日、「メールセキュリティに関する調査2023」の結果を発表した。調査は2022年12月2日〜3日、20歳〜59歳の会社員(契約社員、派遣社員含む)または公務員・団体職員で、仕事でメールを使用する男女1,000名を対象にインターネットで行われた。

仕事でメールを送るときに気をつけていること

メール送信時に気をつけていることを聞いたところ、「言葉遣い(敬語など)」(65.0%)が最も高く、次いで「誤字・脱字」(63.8%)、「本文のわかりやすさ」(61.3%)、「送信先間違い」(60.2%)、「件名のわかりやすさ」(47.2%)という結果に。

男女別にみると、「言葉遣い(敬語など)」(女性70.8%、男性59.2%)をはじめ、ほとんどの項目で女性の方が高い割合を示した。

パスワード付きZIPファイルの使用について

次に、メールにファイルを添付する際、“パスワード付きZIPファイル”を使用しているか聞いたところ、40.8%が「使用している」と回答。理由を聞くと、「勤務先のルール」(65.9%)が突出して高く、次いで「セキュリティ面で安心」(26.0%)、「他の社員・職員も使っている」(23.0%)、「メール相手も使っている」(21.1%)と続いた。

また、勤め先が“メールセキュリティ対策”を「導入している」という人は46%。特に、「スパムメール・ウイルスメール対策」(71.6%)を導入している企業が多く、次いで「フィッシングメール対策」(56.3%)、「標的型攻撃メール対策」(45.2%)が上位に。

標的型攻撃メールについては、27.0%が受け取ったことがあり、そのうち、17.4%が「感染したことがあるとのこと。ウイルス感染した際の対応としては、「システム管理者・セキュリティ管理者に報告」(78.7%)が突出して高く、次いで「他の社員・職員に注意喚起」(40.4%)、「上司に報告」(38.3%)、「情報セキュリティの専門家に相談」(10.6%)と続いた。

メールと芸能人・アニメキャラ

最後に、メールで情報交換したい芸能人を聞いたところ、1位「大泉洋さん」、2位「明石家さんまさん」、3位「新垣結衣さん」、4位「綾瀬はるかさん」「木村拓哉さん」という結果に。

また、メールが苦手そうなアニメキャラを聞いたところ、1位は「ドラえもん(ドラえもん)」で、ひみつ道具の扱いには慣れていても、メールは苦手そうだとイメージする人が多いよう。次いで、2位「モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)」、3位「野比のび太(ドラえもん)」、4位「孫悟空(ドラゴンボール)」と続き、5位には、超能力で他人の心を読むことができる「アーニャ・フォージャー(SPY×FAMILY)」がランクインした。