【フェアリーS】杉原「パワーアップした」キタウイングが重賞2勝目
9日、中山競馬場で行われたG3・フェアリーステークスは、11番人気のキタウイングが勝利する波乱の決着。昨夏の重賞勝ちがある実力馬だったが、結果的にあまりにも人気がなさすぎた。
フェアリーS、勝利ジョッキーコメント
1着 キタウイング
杉原誠人騎手
「今日は終いを生かすようにという競馬の指示だったので、位置取りはすごい後ろでしたけど、正直ちょっと狭いところしかなかったですし、本当に馬に感謝の気持ちでいっぱいです。乗る度に良くなっているなというのはすごく思いますし、本当に気持ちも強いですし、今回久々に跨がらせてもらいましたけど、一段とまた気持ちも強くなってパワーアップしたなというのは返し馬から印象を受けました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
9日、中山競馬場で行われた11R・フェアリーステークス（G3・3歳オープン・牝・芝1600m）は、杉原誠人騎乗の11番人気、キタウイング（牝3・美浦・小島茂之）が勝利した。アタマ差の2着にメイクアスナッチ（牝3・美浦・武市康男）、3着にスピードオブライト（牝3・美浦・相沢郁）が入った。勝ちタイムは1:34.3（良）。
1番人気で松山弘平騎乗、ヒップホップソウル（牝3・美浦・木村哲也）は11着、2番人気で横山武史騎乗、ディナトセレーネ（牝3・美浦・尾関知人）は10着、3番人気でC.ルメール騎乗、エナジーチャイム（牝3・美浦・手塚貴久）は14着敗退。
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最内を突き抜ける
杉原誠人騎乗の11番人気、キタウイングが大接戦を制して波乱を演出した。スタートはひと息で後方からの競馬となったが、ぽっかりと開いたラチ沿いをスルスルと進出。直線でもそのまま最内を突いて差し脚を伸ばし、鮮やかに突き抜けた。
キタウイング 5戦3勝
（牝3・美浦・小島茂之）
父：ダノンバラード
母：キタノリツメイ
母父：アイルハヴアナザー
馬主：ミルファーム
生産者：ミルファーム
【全着順】
1着 キタウイング
2着 メイクアスナッチ
3着 スピードオブライト
4着 ブラウンウェーブ
5着 リックスター
6着 アンタノバラード
7着 ミシシッピテソーロ
8着 イコノスタシス
9着 マイレーヌ
10着 ディナトセレーネ
11着 ヒップホップソウル
12着 ミタマ
13着 チハヤ
14着 エナジーチャイム
15着 ディヴァージオン
16着 ブルーイングリーン
