山田裕貴&霜降り明星『ONE PIECE FILM RED』参戦!尾田栄一郎描き下ろしクラゲ海賊団役
俳優の山田裕貴とお笑い芸人の霜降り明星(粗品・せいや)が、人気アニメ「ONE PIECE ワンピース」の新作映画『ONE PIECE FILM RED』(8月6日全国公開)に登場する、映画オリジナルキャラクターの声を担当することが明らかになった。
本作は、原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務める『ONE PIECE FILM』シリーズの第4弾。“別次元”と評される世界的歌姫・ウタのライブが開催される島に、麦わらの一味をはじめ、海賊や海軍が集結。そこでウタが、赤髪海賊団を率いる四皇シャンクスの娘だという衝撃の事実が発覚する。
山田と霜降り明星は、映画冒頭で描かれるウタの初ライブに参加している、クラゲ海賊団の船長・エボシ(山田)、ハナガサ(粗品)、カギノテ(せいや)の声を担当。いずれも、原作者の尾田が描き下ろした海賊たちだ。
自身のSNSやインタビューでたびたび作品に触れ、ラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポンX(クロス)」の初回放送では、テレビアニメの初代オープニング「ウィーアー!」を流すなど、自他ともに認める『ONE PIECE』ファンの山田。俳優デビューしてから『ONE PIECE』映画への出演に憧れていたといい「本当に夢が叶いました」と喜びを語っている。
霜降り明星のせいやも、公式YouTubeチャンネルで『ONE PIECE』を語る動画をアップするなど、大のシリーズファン。オファーを受けた際は数分間叫び続けたといい「まさか尾田先生描き下ろしのキャラをいただけるなんて恐れ多いし、ありがたいし、神すぎて訳がわからないです。」とコメント。『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』を観た思い出を振り返りながら「あの頃の自分に(今回の出演を)教えてあげたい」と感動が止まらない。また、アラバスタ編が大好きという粗品は「次回のチャンスがあればダズ・ボーネスの『全身刃物人間』を噛まずに言えるように練習しておきます」と早くも次回作への意欲(?)を見せている。
ウタ役は、名塚佳織(ボイスキャスト)とAdo(歌唱キャスト)がダブルキャストで務め、津田健次郎が重要キャラクター・ゴードンの声を担当。監督はアニメ「コードギアス」シリーズなどの谷口悟朗、脚本は『キングダム』などの黒岩勉が担当する。山田裕貴と霜降り明星のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
山田裕貴
大好きな作品なので、今回お話しをいただけて本当に嬉しいです。“嬉しい”という言葉では表しきれません。俳優デビューをしてから、『ONE PIECE』に参加することがひとつの夢だったので、本当に夢が叶いました。ありがとうございます。
僕の演じたエボシは、尾田先生が描きおろしてくださったキャラクターと聞いて、アフレコに向け、より身が引き締まりました。グランドラインを越えて新世界にいる海賊なので、それなりに強い海賊団の船長だと思うので、そういう風格も大事に演じました。
“シャンクスの娘”が紡ぎだす感動的な物語はもちろんのこと、豪華アーティスト陣による圧巻の音楽で、まさに“音楽のバスターコール”のような作品になっています。ぜひ映画館でお楽しみいただきたいです。
粗品(霜降り明星)
貴重な体験をさせて頂いて、本当に嬉しいです! このお話を頂いた時に、てっきり鉄壁のパール役でのオファーかと思い毎日「身のキケン」というフレーズを練習していたんですが、河本浩之さんを差し置いて僕な訳ないかと我にかえりました。クラゲ海賊団の一員として一生懸命頑張ったので、是非劇場でご覧ください! もし次回もチャンスがあればダズ・ボーネスの「全身刃物人間」を噛まずに言えるように練習しておきます。
せいや(霜降り明星)
僕の人生を輝かせてくれた『ONE PIECE』の世界に、まさか自分が入れるなんて、とんでもないことになったと思いました。何が何でも8月まで生きます! 「STRONG WORLD」公開時に、学校終わりに自転車で近所の映画館まで観に行ったあの頃の自分に、今回の出演を教えてあげたい!
まさか尾田先生描き下ろしのキャラをいただけるなんて恐れ多いし、ありがたいし、神すぎて訳がわからないです。世界観を崩さないようにせいや感を抑えて演じました。映画館で楽しみたいので、実はまだ結末まで見ていないです。ぜひ一緒に映画館で『ONE PIECE』を楽しみましょう!