いわてグルージャ盛岡のDF小野田将人が15日、ホームで行われたJ2第16節延期分・モンテディオ山形戦(△3-3)でJ2初得点を記録した。

　古巣戦でスタメン出場した小野田は前半13分、ペナルティエリア内右で1人をかわし、左足で豪快なシュート。逆のサイドネットに突き刺し、先制ゴールを挙げた。自身にとってはJ2初得点。これで地域リーグ、JFL、J3、J2、J1の各カテゴリーでのゴールを達成した。

　現在26歳の小野田は、2015年に柳ヶ浦高から当時四国サッカーリーグのFC今治へ加入。2017年のJFL昇格に貢献し、2019年にJ1湘南ベルマーレへ期限付き移籍した。翌2020年にはJ2山形へ完全移籍し、2021年に当時J3の岩手へ。これまで山形時代のみ得点がなく、岩手がJ2初昇格を果たした今季、くしくもその古巣との一戦で“J全カテゴリー弾”を達成することとなった。