インドカレーが好きすぎて、インドに行ってインドカレーを食べまくったりしているのですが、いまのところインドで食べたインドカレーでトップクラスで激ウマだったのが、砂漠の城塞都市ジャイサルメールの上層部に住むおばあちゃんの手作りインドカレー

カレーが食べたい人がいればカレーを作ってくれる

インドでインドカレーを食おうと思ったら、食堂かホテルのレストランになることが多いのだが、一部、ほんの少しだけ、稀に、家庭でカレーを食わせてくれる民家がある。家に看板出していることもあります。

このジャイサルメールのおばあちゃんちも、カレーが食べたい人がいればカレーを作ってくれる、まさにインドの家庭で食べるカレー食堂。

腹が減ったらおばあちゃんの飯を食う

食堂というより家庭なので、子どもとか孫とかが遊んだりテレビ観たりしているところで食べることになる。客席とかないので、そこらへんに座って、おばあちゃんの家族がいるなか食べる。

ジャイサルメールに滞在中、頻繁に通っていたが、もはや「腹が減ったらおばあちゃんの飯を食う」という状態に。実家か!

孫がアニメを見ているなかインドカレーを食べる

おばあちゃんちに入ったら、食べたい料理を紙に書いておばあちゃんに渡す。すると孫の手伝いを受けながらおばあちゃんが調理を始める。

作り置きとかほとんどしていないので、オーダーを受けてからひとつひとつゼロから手作り。完成したら、孫がアニメを見ているなかインドカレーを食べる。うまい、実にうまい。

なにより絶品だったのはチャパティ

当たり前ながら、インドの家庭は毎日のようにインド料理を食べるわけで、このインドカレーも毎日食べて飽きないテイスト。素朴というほどシンプルすぎず、しっかり「うまい」と心に浮かばせる絶妙な仕上がり。たまらない。

なにより絶品だったのはチャパティ。カラッと乾燥したチャパティがインドカレーを吸い込んでスパイシーで香ばしい、極上の旨味を放つ。

またインドのインド人のおばあちゃんのインドカレーが食べたい。

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)