ランプが照らす9席のみ！すご腕シェフによる西麻布のイタリアン
まだ誰も知らない隠れ家で、ふたりで濃密な美食体験ができたら、忘れられないデートになるはず。
昨今もイタリアンの新店が続々と誕生しているが、なかでも注目の新店が西麻布にオープンした。
星付き店出身の若手シェフによる、洒落たリストランテの使い勝手のよさとは？
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※まん延防止等重点措置期間中につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
ランプが照らすカウンターで濃密な美食体験が待っている
六本木通りの喧騒から逃れるように、隠れ家レストランが点在する星条旗通りエリア。
そんなしっとりと落ち着いた大人の良店が集まる一角に、新たな隠れ家イタリアン『Merachi』がオープンした。
ランプに照らされた木製の扉を開けると、国産欅の一枚板カウンターが客を出迎える。毎夜、9席限定のスペシャルシートをもてなすのは、オーナーシェフの杉本功輔さん。
33歳ながら、イタリアを筆頭に各国で約8年間修業をし、帰国後は銀座の名店『FARO』でスーシェフを努めた経験を持つすご腕だ。
この日のメインは「足利マール牛の炭火焼」。料理はすべてコースの一例
「おまかせコース」13,000円（サ別）は、アミューズからデザートまで、いずれの皿からも「ゲストの顔を見ながら、最高の素材を活かした料理を提供したい」という意気込みが伝わる圧巻の約10品。
副菜の野菜やハーブ、チーズ、オイルに至るまで、素材の旨みを最大限引き出すテクニックに、ひと皿目から心を掴まれる。
色あざやかなサラダ
木更津「クルックフィールズ」の水牛モッツァレラと千葉県産のフレッシュ野菜を使ったサラダも美味。
シチリア産オリーブオイルの青い香りが素材を引き立てる。
「タリアテッレ ボロネーゼ」
シェフの真骨頂はパスタにあり。
「タリアテッレ ボロネーゼ」は、牛の様々な部位を煮込み、手切りで異なる食感を生み出している。
味わいや産地、プライスの書かれたタグを参考に好みの1本を
独立前にはワインバーでも経験を積んだという杉本氏。
奥のセラーにはイタリア、フランス産をはじめ約500本のボトルが眠る。
ゲスト自らセラーに入って、ワインを選ぶことも可能だ。
目の前でパスタを打ってくれることも
ゲストとの距離が近いぶん、カウンター横で削る極薄の生ハムや手打ちパスタを伸ばす工程を間近で見られるのも一興。
21時以降はアラカルトも楽しめ、好きなものを好きなだけいただくという贅沢も可能。
この使い勝手の良さ、予約困難な人気店へと駆け上るのは時間の問題といえるだろう。
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