自身も選手権で活躍した乾が感嘆したゴールとは? (C)SOCCER DIGEST

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 熱戦が繰り広げられている第100回全国高校サッカー選手権で生まれたスーパーゴールに、セレッソ大阪のMF乾貴士も驚きの声をあげている。

 野洲高出身の33歳は、自身も選手権で活躍。2年生だった2005年度大会では、「セクシーフットボール」と評された華麗なサッカーの中心を担い、全国制覇を達成した。決勝の鹿児島実戦では、ドリブルからのヒールパスで、歴史に残る美しい決勝点の起点にもなっている。

 その名手が感嘆したのが、1月2日に開催された3回戦で、静岡学園のMF古川陽介が宮崎日大を相手に決めたドリブル弾だ。
【動画】キレキレのドリブルに海外も衝撃!静学の10番・古川陽介が決めた鮮烈弾

 
 2−0とリードして迎えた前半32分、ハーフウェーライン付近でボールをキープした10番は、得意のドリブルで2人を一気に抜き去ると、エリア内に持ち込み、最後は右足でシュートフェイントをかけてDFをかわして、すかさず左足でシュート。見事にネットを揺らしてみせた。

 乾はこの衝撃弾の動画をインスタグラムのストーリーにアップ。「うっま」の一言に、驚きの表情と拍手の絵文字を添えている。

 ドイツやスペインで活躍したドリブラーをも唸らせた古川。乾が成し遂げた選手権制覇を目指し、4日に関東一との準々決勝に挑む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部