ロバート・ダウニー・Jr、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の結末を知った時泣いていた
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でアイアンマン/トニー・スタークを演じたロバート・ダウニー・Jrは、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』におけるキャラクターの結末を知った時、涙を流していたという。Screen Rant などが報じている。(以下、『エンドゲーム』の結末に触れています)
ロバートは『アイアンマン』(2008)から10年以上にわたり、MCUの看板キャラクターを演じてきた。MCUの集大成となった『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、残されたアベンジャーズが6つのインフィニティ・ストーンを手にした敵サノスの指パッチンで消滅した人々を取り戻すべく奮闘。クライマックスの大決戦で、トニー自らがインフィニティ・ストーンの力を使いサノスを撃破した。しかしその代償は大きく、トニーはヒーローたちに見守られ、静かに息を引き取った。
同サイトは、マーベル・スタジオの裏側を明かす書籍「ザ・ストーリー・オブ・マーベル・スタジオズ:ザ・メイキング・オブ・ザ・マーベル・シネマティック・ユニバース(原題) / The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe」に収録された、ジョー・ルッソ監督のエピソードを紹介。「ロバートに向けた『エンドゲーム』のプレゼンで、トニーの結末について伝え始めると、ロバートは泣き始めたんです」とジョーは証言しており、「プレゼンが終わると、ロバートは『これはマジで素晴らしいよ』と言ってくれました。その時、私たちは必ずやならければと確信しました。彼がそう感じていたから」と振り返っている。
トニーの最期は全世界のMCUファンに衝撃を与え、多くの人の涙を誘った。ちなみに、トニーが息を引き取るシーンは当初、脚本を手掛けたクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーが何パターンものセリフを用意していたが、ロバートの直観によって劇中のような感動的なラストが生まれたと、脚本家コンビが2019年の「コミコン・インターナショナル」で語っている。(編集部・倉本拓弥)