株式会社日テレ・テクニカル・リソーシズ(NiTRo)は、クラウドを利用したテロップ編集システムに株式会社朋栄のVWSシステムを採用し、運用を開始したことを発表した。

従来、放送番組用のテロップ編集には大規模なインフラ投資が必要だったが、NiTRoでは株式会社フォアキャスト・コミュニケーションズと共同開発中のクラウドビデオ編集プラットフォームを活用し、朋栄と共同でクラウド上にテロップ編集システムを構築した。これにより、大規模な放送用テロップ編集システムが不要となり、メンテナンスコストの大幅低減を図るとともに、番組制作に関わるスタッフを利用場所依存から開放し、ポストプロダクションのDXを進めていく第一歩になったとしている。

クラウドシステムはオンプレミスのシステムと連携でき、NiTRoでは出社と在宅勤務両方の編集作業に同時に対応できるハイブリッド環境を提供している。「ポストプロダクションでの作業の続きは自宅で!」など、テロップ編集作業に自由度の高い働き方を提示でき、生産性の向上に寄与するという。NiTRoでは2021年4月よりリモート環境の提供を開始し、実際のテロップ編集で利用している。

 

◉詳細情報
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000077176.html

株式会社日テレ・テクニカル・リソーシズ
https://www.nitro.co.jp/