檀れい、稲森いずみ、藤原紀香、平子理沙

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 大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)をはじめ、ドラマやバラエティー、CMに引っ張りだこの歌舞伎俳優・片岡愛之助(48)。妻の藤原紀香(49)とは結婚して9月で丸4年を迎えた。

【写真】変わらなさに驚き!? 藤原紀香の20代→30代→40代

 愛之助が9月に放送された『突然ですが占ってもいいですか?SP』(フジテレビ系)に出演すると、紀香に対して「“整形したら離婚な”って言ってる」と明かし、彼女の美は努力の賜物であると明かした。

 一方、8月に紀香が『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した際は、スタイル維持のために普段行なっているトレーニングを紹介。「50歳であの美貌はあっぱれ」「スタイル保っている」と美しさを称賛する声が視聴者から多数上がった。

 ちなみに紀香と同世代の“もうすぐ50歳”組は平子理沙(49)、檀れい(49)、稲森いずみ(48)と美女ぞろい。

 ポリスのごとく、有名人の顔やボディ、プチ整形疑惑にまで鋭く目を光らせている、ネットウォッチが趣味のOL・プラ美と美容ライター・イム子のアラフォーコンビがアラフィフ美容法について調査!

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プラ美:“ラブリン”こと愛之助が紀香の“ノー整形”を証言ですって!

イム子:梨園に嫁いだのに「整形」がニュースになるあたり、さすが70年代が生んだ奇跡の美人・紀香様!

プラ美:整形したかしないかは本人しかわからないけど、あの丸い顔はアラサー以上にはすごい武器よね。顔のパーツは派手美人系だから老けて見えそうなのに、若々しくキュートな印象に見えるもの。

イム子:雑誌モデル時代は太って見える丸顔だけど、当時のモデル仲間でシャープ顔だった面々はちょっとガイコツ系になってたり……。いやはや、丸顔は財産!

プラ美:でも、丸顔だったかわいいアイドルが加齢でたるんで“ブルドッグ化”することも結構あるわよね。

イム子:っていうことは、丸顔っていうよりハリが大事ってこと?

プラ美:確かにハリも大事だけど、私たちの憧れ美容神・深キョンや石田ゆり子、井川遥などを思い浮かべると、みんな顔は丸めで福々しいわよね。顔の肉なら私もたっぷりあるけど……腹の肉も。

イム子:紀香様は腹肉はないわよ! よし! 紀香様がいつまでも若々しくいられる理由を調査してくるわ!

今回のターゲット:藤原紀香、平子理沙、檀れい、稲森いずみ
「もうすぐ50歳の藤原紀香、若見えの秘訣と同世代女性芸能人との違いは?」

回答者:美容整形外科『高須クリニック』 入谷英里医師

イム子:50歳になるとは思えない美貌の藤原さんですが、分析するとどのあたりが“若見え”ポイントなのでしょうか?(20代、30代と現在の写真を見せる)

入谷先生:ズバリ顔の輪郭です。丸顔で頬骨が高く、エラも少しある。この骨格がいわゆるテントの骨部分になるので、上に張っている皮膚をピンと張ることができる。シワやたるみという点で考えると、とてもいいお顔のラインだと思います。骨がしっかりしているので横顔もシャープに見えます。

イム子:骨! マネできない部分じゃないですか〜。では、もし私が“紀香フェイス”をマネするならどんな施術がありますか?

入谷先生:ヒアルロン酸を注入する方法でしょうか。以前、神田うのさんがヒアルロン酸注入は「整形ではなく“エチケット”」とおっしゃっていましたが、例えばこめかみや頬など、加齢によりしぼみがちな箇所に入れることで、ふっくらとハリのあるお顔が作れます。

イム子:ヒアルロン酸ですか! なるほど。それに藤原さんは食生活や運動に対してもストイックですしね。体内から若いのかも。

入谷先生:確かに生活習慣は蓄積され、今までやってきたことが顔にも体形にも現れるものです。

プチ整形は、もはや“エチケット”

イム子:ギクッ! 私のお酒のあとのラーメンもいつか表面化するのかしら……。でも、さすがの紀香様といえど、やはり20代に比べたら少し変ったでしょう?

入谷先生:それは当たり前にシワなど出ていると思います。しかし同世代の、例えば稲森いずみさんなどに比べると圧倒的にシワも少ないかなと。

イム子:シワも驚くほどないですね。そういえば藤原さんご本人も、2015年にブログで「ヒアルロン酸注入などのプチ整形もやったことがない」と整形疑惑を否定しています。ノー整形でここまで若さを維持されているなんて、スゴイのひと言しかないです!

入谷先生:しかし、先ほどの神田うのさんの言葉どおり、ヒアルロン酸やボトックスなどのプチ整形くらいは整形ではなく、もはやエチケット。これから気になる箇所が生じたら、受けられてもおかしくないと思いますよ。

若見えランキングを制するのは?

イム子:ところで、紀香さんと同世代で50歳間近の平子さん、檀さん、稲森さんもお若いですが、ズバリ若見えランキングをつけるとするといかがでしょう⁉

入谷先生:そうですね、3位・稲森さん、2位・檀さん、1位・藤原さんかな。そしてすみません! 平子さんはちょっと“ナチュラル美”なのか判断しにくいかも……?(笑)

イム子:平子さんは私から見てもわからないですね(笑)。もし天然なら頬の位置も高くてうらやましいですが。しかし、檀さんが2位? 童顔っぽいのでトップかと思いました!

入谷先生:檀さんも藤原さんも、たるみやこけたりしてできる顔の凹凸も目立たず、若く見えます。ただ檀さんは顎下やエラ下のフェイスラインのお肉がちょっと気になったので、僅差ですが2位にさせていただきました。

イム子:なるほど。ところで美人っぷりは今なお健在な稲森さんが3位ですが、理由としてはやはりシワでしょうか?

入谷先生:そうですね。それと全身お瘦せになっているせいか、おでことこめかみも痩せています。ここにヒアルロン酸を注入すれば、すごく若返ると思いますよ! ほかにも頬や唇にも入れるともっといいかな。でも幸薄そうな役柄を演じるなら、今もそう悪くなかったり⁉

イム子:美か演技か、女優として迷うところですね! ところで檀さんのお話にありましたが、私もフェイスラインのだぶついた感じが気になります。対策方法などありますか?

入谷先生:お肉が気になる箇所に「脂肪溶解注射」を打った後に、超音波を顔に照射して引き上げる「ウルセラ」をするのがおすすめです。

気になる箇所は先回りケアが大切

イム子:なるほど。減らしてから上げる、ダブルの方法がいいんですね! では最後に、紀香さんにおすすめの美貌維持メニューがあれば教えてください。

入谷先生:美容点滴などのインナーケアで美容の基礎体力をキープし、あとはさすがにシワや顔のこけが気になったら、「ヒアルロン酸注入」。それと今はスッキリお美しいまぶたですが、加齢によりたるんできた感じがした場合は、目周りの引き締めができる「サーマクールアイ」がおすすめです。

イム子:大々的にやるというより、気になる箇所を先回りしてケアする方法で維持することが大切なのですね。でも「整形したら離婚」と言っている愛之助さんには気づかれないようにしないと(笑)。そして先生、「最後に」と言いましたが……どうしても気になる平子さんにもアドバイスをお願いします!

入谷先生:ズバリ、「求めすぎないこと」! 例えば、エステ感覚でできるハリ・毛穴ケアの「水光注射」「マッサージピール」「ベルベットスキン」などを適度に行うくらいでも十分です。

イム子:美容道は追求したい気持ちが止まらないものですが、自分にも言い聞かせます!

今回お話を伺ったのは…
入谷英里先生:
杏林大学医学部卒業。昭和大学臨床研修センター、昭和大学形成外科、美容外科クリニックを経て2013年より『高須クリニック』に勤務。東京院・横浜院を担当し、女性医師の目線からアンチエイジングから女性器の悩みまで、幅広い相談に応じている