初来日は16年前…小さい身体で走り続けたフェルナンジーニョが現役引退を発表「全ての皆様に、本当に感謝」

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 ガイナーレ鳥取は22日、FWフェルナンジーニョ(39)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 同選手は2004年に来日し、ガンバ大阪でJリーグキャリアをスタート。161cmの超小兵選手だったが、抜群のテクニックで初年度から活躍。2005年のG大阪のJリーグ初制覇に大きく貢献した。

 その後は清水、京都、大分、仙台、甲府と、途中ブラジルに帰国する年はあったが多くのJクラブを渡り歩き、14年から鳥取に在籍。17年は母国でプレーしたが、鳥取に合計6シーズン在籍した。

 J1通算184試合47得点。J2通算17試合1得点。J3通算123試合37得点(22日現在)。

 クラブを通じ、以下のようなコメントを発表している。

「20年間現役選手としてやってまいりましたが、今シーズンをもって引退することを決意しましたので皆様にお伝えしたいと思います。

 自分がプロサッカー選手として20年間という長いキャリアを積んでこられたのは周りの沢山の人々の支えがあったからです。

 まず初めにイエス キリスト様が下さった『健康』そして『サッカーという贈り物』。サッカーを出来るような環境じゃないにも関わらず励まし後押しをしてくれた両親と天国へ行ってしまった叔父と叔母。辛い日ややり切れない日を励ましてくれたり、毎日隣で応援してくれて可能な限り試合を観に来て力になってくれた奥さん。僕にインスピレーションを与えてくれた息子のサムエル。

 僕を受け入れてくれたクラブ、ガンバ大阪、清水エスパルス、京都サンガF.C.、大分トリニータ、ベガルタ仙台、ヴァンフォーレ甲府。そして6年間という長い間在籍したガイナーレ鳥取。そのほか、ブラジルで在籍した数々のクラブ。 これらのクラブの関係者の皆様。スポンサー皆様、サポーターの皆様。20年間関わってくださった全ての皆様に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 今後、神様が下さる第2の人生を歩めるよう頑張ってまいります。皆様、本当にありがとうございました」