セルビア1部、5月30日からリーグ戦再開…カップ戦も実施

写真拡大

 セルビアサッカー連盟(SFF)は6日、今シーズンのセルビア・スーペルリーガについて、5月30日からレギュラーシーズンを再開すると発表した。同日、連盟公式サイトで伝えている。

 セルビアでは新型コロナウイルスの流行を受け、政府が非常事態法を発動。スーペルリーガを含むサッカーリーグは3月15日から中断を余儀なくされていた。

 SFFは6日、第26節で中断した2019−20シーズンのスーペルリーガの今後に関する緊急会議を実施。クラブ投票が行われ、賛成多数によりレギュラーシーズンの残り4試合のみを行うことが決定した。スーペルリーガは通常、30試合のレギュラーシーズンを終えた後に上位8クラブと下位8クラブに分かれて7試合のプレーオフを行うが、今季のプレーオフは行われないことになった。第27節は5月30日に、最終節は6月20日にそれぞれ予定されている。なお、FW浅野拓磨が所属するパルチザンは現在、首位ツルヴェナ・ズヴェズダと勝ち点差「11」の2位につけている。

 また、SFFはセルビア・カップの実施もあわせて発表。準々決勝は6月3日、準決勝は6月10日、決勝は6月24日に予定されている。

 一方、2部以下の下部リーグについては、3月15日時点の成績で打ち切られることが決定した。昇降格など来シーズンのフォーマットについては、後日1部と2部のクラブの間で協議が行われる予定だ。