真っ赤な Rakuten mini に触れる。小さくて扱いやすいが電池持ちが不安
楽天モバイルは4月17日、独自開発したAndroidスマートフォン「Rakuten mini」の新色クリムゾンレッドを発売しました。早速ファーストインプレッションをお届けします。
▲背面はきれいな赤色
▲手のひらに収まるサイズ
この超小型軽量ボディーは「持ちやすい」というメリットを与えてくれる一方で、なくしやすいというデメリットも生じます。本体下部の右端にストラップを通せる穴を備えているため、首からぶら下げて持ち運ぶことが可能です。購入後すぐに紛失してしまいそう......そんな不安を持たれる方はストラップも一緒に購入して使うことをオススメします。
▲本体下部の右端にストラップを通せる穴を備えている
▲5.8インチの iPhone 11 Pro(左)、3.6インチの Rakuten mini(右)
ただし、地図や動画サイトなどの閲覧や視聴体験については、満足できるとは言い難く、特に動画視聴時のサウンドについてもステレオ感が足りません。この点については、中高価格帯で大型サイズのディスプレイ備えるスマホに軍配が上がります。
▲Rakuten mini(右)は動画視聴がしづらい
▲Rakuten mini で撮影した花の写真
▲Rakuten mini で撮影した昼間の風景(若干だが全体的に暗い仕上がり)
背面に備えるカメラは約1600万画素と十分な画素数を持つ一方、インカメラについては約500万画素のため、撮影した写真をPCのような大画面で閲覧するには不十分なスペックと言えます。加えて、レンズやセンサーサイズが小さいこともあり、光量不足は否めません。
▲Rakuten mini は約1600万画素のカメラを備える
▲バッテリーセーバーを有効にするには「今すぐONにする」をタップ
「バッテリーセーバー」と呼ばれるAndroidOS標準搭載の省電力機能を使ってみたところ、やや改善がはかられたものの、搭載するバッテリー容量は約1250mAhと少ないため、大きな変化は見られませんでした。ちなみに、バッテリーセーバーとは、消費しがちな一部の機能を一時的に止めることで、電池消費を抑え、電池を長持ちさせるための機能です。
キャンペーン適用で実質1万4000円程度で購入できる Rakuten mini ──。皆さんもこれを機にぜひチェックしてみてください。
楽天を象徴するような赤色
楽天のコーポレートカラーでもある「真っ赤」な色がとても綺麗で印象的です。楽天のサービスは楽天市場などを含めて、基本的に赤を基調としたロゴが多く、Rakuten mini のクリムゾンレッドは正に楽天を象徴するような色です。超小型で価格も安い
Rakuten mini は、一括価格が1万9819円(税別)と低価格ながら、FeliCa(おサイフケータイ)やeSIMを搭載したスマホ。最大の特徴は超小型なボディーです。手のひらに収まるサイズ(約106.2×53.4×8.6mm)で、重さは約79gと超軽量です。▲手のひらに収まるサイズ
この超小型軽量ボディーは「持ちやすい」というメリットを与えてくれる一方で、なくしやすいというデメリットも生じます。本体下部の右端にストラップを通せる穴を備えているため、首からぶら下げて持ち運ぶことが可能です。購入後すぐに紛失してしまいそう......そんな不安を持たれる方はストラップも一緒に購入して使うことをオススメします。
▲本体下部の右端にストラップを通せる穴を備えている
解像度は低いが見づらくはない
超小型なスマホ──と言われて次に気になるのが、3.6インチのディスプレイサイズと解像度(1280×720ドット)。昨今の一般的なスマホと比べると、やや劣っていますが、画面上に表示される文字や数字などは見づらいと感じません。設定から文字サイズを変更できるためです。▲5.8インチの iPhone 11 Pro(左)、3.6インチの Rakuten mini(右)
ただし、地図や動画サイトなどの閲覧や視聴体験については、満足できるとは言い難く、特に動画視聴時のサウンドについてもステレオ感が足りません。この点については、中高価格帯で大型サイズのディスプレイ備えるスマホに軍配が上がります。
▲Rakuten mini(右)は動画視聴がしづらい
写真もそこそこ撮れる
試しに花を撮影してみたところ、被写体にフォーカスをしっかりと合わせることができ、背景がほどよくボカせました。▲Rakuten mini で撮影した花の写真
▲Rakuten mini で撮影した昼間の風景(若干だが全体的に暗い仕上がり)
背面に備えるカメラは約1600万画素と十分な画素数を持つ一方、インカメラについては約500万画素のため、撮影した写真をPCのような大画面で閲覧するには不十分なスペックと言えます。加えて、レンズやセンサーサイズが小さいこともあり、光量不足は否めません。
▲Rakuten mini は約1600万画素のカメラを備える
不安どころかメイン機に向かないレベルの電池持ち
Rakuten mini の電池持ちについては全く評価できません。久しぶりに電池持ちの悪いスマホが出たな......という印象。試しに Rakuten mini だけで日々の仕事のやり取りや、メールの確認などの作業を行ったところ、1日どころか数時間程度で80%〜10%までバッテリー残量が減りました。▲バッテリーセーバーを有効にするには「今すぐONにする」をタップ
「バッテリーセーバー」と呼ばれるAndroidOS標準搭載の省電力機能を使ってみたところ、やや改善がはかられたものの、搭載するバッテリー容量は約1250mAhと少ないため、大きな変化は見られませんでした。ちなみに、バッテリーセーバーとは、消費しがちな一部の機能を一時的に止めることで、電池消費を抑え、電池を長持ちさせるための機能です。
Rakuten mini はサブ機としてオススメ
このように Rakuten mini は超小型軽量なボディーである反面、電池持ちに関してはあまり評価に値しません。ですが、「すでにスマホを使っていて、別の用途にもう1台欲しい」というのであればオススメできます。また、既報の通り、Rakuten mini を「Rakuten UN-LIMIT」とのセット契約で購入すると、5000円相当の「楽天ポイント」がもらえるキャンペーンも開催中です。キャンペーン適用で実質1万4000円程度で購入できる Rakuten mini ──。皆さんもこれを機にぜひチェックしてみてください。
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